※この記事ではダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻のネタバレが含まれます。
前巻のラノベ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』10巻では、ウィーネがイケロス・ファミリアに連れ去られ、ゼノス達は追いかけリヴィラを壊滅、ガネーシャ・ファミリアを全滅させ、ディックスによって地上に出てしまいます。
ウィーネを庇ったベルは住民や冒険者達から避難の目を浴びせられますが、最後までゼノス達を守りました。
この記事では、ラノベのダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻のネタバレをまとめてあります。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻のネタバレも下記の記事でまとめてありますので、チェックしていない方はこちらから。
ダンまち11巻のあらすじ
ダンまち11巻のネタバレ紹介の前にあらすじを紹介します。
暴走するウィーネの命を救ったことで、ベルの名声は地に堕ちた。ベルに向けられるオラリオ中の圧倒的な敵意に対し、これまでベルと出会った人々はベルの擁護と応援を開始、ベルは己の信じた道を再び歩き出す。ベルの正しさを知るヘスティア・ファミリアは地上に現れた異端児の帰還作戦に協力するが、事情を知らないロキ・ファミリアと戦闘になりオラリオは再び戦場となる。様々な思惑と策が交錯する中、ヘルメスの策略によって異端児はベルの名声を取り戻すための死を要求される。だがベルが Lv.1の時に戦い倒したミノタウロスが異端児として蘇った存在、アステリオスが現れる。勇者の策も賢者の知恵も神の思惑も、アステリオスの純粋な力で全て打ち砕かれ、オラリオの誰もが逃げ出す中、ベルはたった一人でかつての因縁の相手との再戦に挑む。
引用元:wiki
ダンまち11巻で第3部は最終巻となります。
今回のストーリーは非常に熱い展開になっていて、とくに最後の戦闘シーンは間違いなく手にとって読んでほしいです!
第3部は9巻、10巻、11巻となっており、どれも外すことができないのですが9巻から読んでいる人は11巻ですごく胸熱くなると思いますよ。
ラノベ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻』をざっくり3行で紹介
続いてラノベ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻』の内容をざっくりと3行で紹介します。
・ヘスティア・ファミリアはゼノス達を救出します
・ダイダロスの手記は偽物でした
・ベルは黒いミノタウロスと再戦します
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻では、地上に取り残されたゼノス達を無事にダンジョンへ送り届けるためヘルメス・ファミリアが立ち上がります。
ロキ・ファミリアが立ち塞がり、神々の思惑に踊らされますが仲間の力でゼノス達を人造迷宮へ送り届け、ベルは黒いミノタウロスと戦います。
ここから少しネタバレを含みますが・・・
ゼノス帰還作戦は、フェルズの知恵と、仲間達の勇気によって、ロキ・ファミリアを攪乱します!
ヘルメスが渡した手記はアスフィが作った偽物で、ベルを英雄に戻すためゼノス達を脅して襲わせます。
黒いミノタウロスはゼノスの仲間で、ベルが倒したゴライアスの生まれ変わりだったのです。
それでは、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻』のネタバレ
冒険者達は下水道にモンスターを探しに来ていました、ギルド本部は各ファミリアに早期討伐を命じ、怪物達の首に懸賞金をかけたのです。
ウィーネが目を覚ましました、側にはレイ、グロス、フェルズがいてリドが冒険者を追い払って帰って来ました。
ウィーネにフェルズが他のゼノス達と合流出来ずダンジョンに戻る術もないと現状の説明をします、希望があるとすれば囁きが溶けるように消えていきます。
怪物は生まれながらにして飢えていました、襲ってくる同族を殺し続け、とうとう力尽きた時、同胞が救い出してくれました。
ゼノス達は、彼の飢えの正体を「強烈な憧憬」願いだと教えてくれました、他にも様々なものを教わりますが餓えは募る一方でした。
隠れていた廃墟に狩人達がやって来て返り討ちにします、怪物はたった一つの武器を持ち確固とした足取りで迷い続けます、夢と再開を求めて。
零落白兎
謹慎を命じられていたベルは四日目にして外出したいとヘスティアに頼み、一緒に街へ行く事にしました。
住民たちの避難の声を聞きながら、豊穣の女主人にいるリューへお礼を言い、ダイダロス通りに行くとアイズさんに会いました。
ロキもやって来てベルをからかいます、視界に孤児院の子供達が見え再会しますが子供達は困惑しています、シルには膝枕で励まして貰いました。
ダイダロス通りの外れではギルド長ロイマンとロキ・ファミリアのフィンが言い合っていました。
ロイマンは撤退するよう迫りますが、フィンはイケロスから事情を少し聞いているので通りの守りと人造迷宮の捜査を行っていると言います。
フィンは取引を持ちかけロイマンに引いてもらい、フィンはベルが何かを知っていると睨んで話がしたいと、アイズに居場所を聞いて会いに行きました。
交錯
ベルはフィンに話がしたいと呼び止められました、武装したモンスターの事を一気に踏み込んで聞いてきたので、今の状況なら話しても良いかと思った時、ヘルメスが現れました。
ヘルメスはロキ・ファミリアとは分かり合えない、自分はウラノスから依頼を受けていてベルの味方だと言います。
フィンはベルが何かをしていると確定し、動向を見張るように団員に指示を出します。
他のファミリアは神様に従って傍観する者、子供達優先の者、ゼノスを救済するか迷っている者、全てはベルの行動次第で動こうとしています。
ベルはホームでフェルズの梟から密書を受け取ります、ヘスティア・ファミリアは皆でゼノス達を救出する事に決め、明日の夜、ダイダロス通りを目指します。
ゼノス達はフェルズの作戦のもと、仲間達に合図を送り一斉にダイダロス通りへ進行し、ベル達には囮になってもらう予定です。
ロキ・ファミリア、ヘルメス、皆がベルに注目し何かを期待しています、鍵を握るのはベルと神々は声を一つにしました。
開戦
ベルとリリは、フェルズの指示通り路地の奥にある魔女の隠れ家からフェルズが所有しているマジックアイテムをバックパックに詰め込んでいきました。
ホームに帰りゼノス達と水晶越しの感動の再会を手短に済ませ、今後の事を話始めました。
ベルがダイダロス通りに着くと屋根の上でアイズがベルを監視していました、そこにナァーザが現れミアハに頼まれ助けに来たと言います、ベルはある物を渡してお願い事をします。
次にアイシャとリューが来て同じように助けになってくれました、次はエイナが現れ、それを見ていたアイズは、ベルは不良なのと最悪の光景を見せたのでした。
ヴェルフとミコトがゼノス達と合流し、リドが遠吠えを上げ作戦が開始されます。
作戦の始まりはリリがモンスターに化けて東側で冒険者を引き付けます。
ベルは南東で匂い袋の中身を頭から被り透明状態にします、アイズにはリューが相手をします。
リリが今度はフィンに化けラウルに南東に行くよう指示を出し、ゼノス達は西の扉を目指します。
間延びした声を響かせロキがフィンの所にやって来ました、自分の目で見極めろと言い、もう口は出さないと去って行きました。
一本の通りを列となってゼノス達は怒涛の勢いで進んでいました、ロキ・ファミリアが中央、北西、南西と三方より急行してきます。
ヴェルフとミコトは魔剣を使い交戦しますが、ヴェルフの魔剣が砕け次の攻撃を考えていると、上空から氷塊と椿が着地しました。
ヴェルフは椿とこの場を抑えようとしますが、ゼノス達が散らばってしまいウィーネが一人はぐれてしまいます。
後を春姫が追い、ベルも追いつきウィーネに再会しますが、ロキ・ファミリアのベートが立ちふさがります。
春姫が前に立ち攻撃されてもどこうとしませんでした、そこに大朴刀を携えたアイシャが援軍として到着しベートと戦闘の火蓋を切ります。
リューが南東でアイズと戦っていた時間は三分、いつの間にかベル達を見つめていたアイズは剣を交えますが圧倒的な強さに話しになりませんでした。
ウィーネをヘスティアの案内で一人行かせますが、ウィーネは来た道を戻ります。
アイズは一向に引かないベルに問いかけました、ベルはウィーネ達が笑える世界が欲しいと言います。
アイズはベルに最終通告をして瞳に悲しみが満ち剣に力をこめます、その直後ウィーネがベルを傷つけないでと目の前に飛び出しました。
アイズにあなたは誰かを傷つけると言われると、ウィーネは全ての爪を折り、翼を背中から引き千切り、ひとりぼっちの私をベルが救ってくれたと叫びます。
ベルと一緒にいたいと願う竜の少女をアイズは殺せませんでした、助けることは出来ないから自分はここにいると、アイズは万能薬を渡しました。
ベルは春姫や複数のゼノス達と合流しますがフェルズ達と合流する事が出来なくなり、孤児院の裏庭から人造迷宮に繋がる道まで案内し、また会おうと指きりをして見送りました。
フェルズ達は扉の手前の角を曲がると行き止まりでした、そしてヘルメスが待ち伏せしていて、ダイダロスの手記なんてあるわけないと言います。
神のたばかり
ヘスティアは水溜まりに落とした手記のインクが解けていない事にヘルメスが作った偽物だと何かがおかしいと気づきます。
言葉を失うフェルズとゼノス達にヘルメスは三、四匹ほど死んでくれとベルを英雄にするために、ベルの大切な人物を狙うように言います。
グロスを含む四匹は地上に出て暴れます、ベルはエイナを襲うグロスから守っていましたがグロスから受け取った感謝の言葉を思い出していました。
祖父の言葉を思い出し、ベルが取った行動は信じることでした、ナイスをさやに収め両腕を広げて待ち構え、ブロスは突撃を中断し飛び退きました。
ヘルメスがアスフィに指示しモンスターを興奮状態にさせようとした時、漆黒のミノタウロスがベルを狙って両刃斧を振り下ろします。
ベルは吹き飛ばされ瓦礫から身を起こし、顔を上げると最後のゼノスが見つめていて名前をきかせて欲しいと言います。
黒いミノタウロスは、最高の好敵手と再戦する夢を見ている、アステリオスと名乗り再戦を願いました。
ベルは武器を執り戦いが始まりました、決起した冒険者達が攻撃しようとしますがアステリオスは強烈なハウルで邪魔だと言わんばかりに薙ぎ払いました。
その隙にヴェルフ達はグロス達を救出し人造迷宮へ送り届けます。
アステリオスは右腕を失っていても強い、その光景を住民たちが応援している、参戦しようとするロキ・ファミリアをフレイヤ・ファミリアが立ち塞いでいました。
ヘルメスの計画はたった一匹の怪物により砕け散り負けを認め屈辱を飲み干しながら、英雄譚の一幕に敬意を表しました。
叫ぶ住民達のものまで吹き飛ばされたベルは場所を変えると中央広場へと来て再び戦闘に突入します。
アステリオスは途方もなく、壮絶なまでに強い、ベルは咆哮し至近砲撃で片目を潰す、両刃斧が瞬く間に邂逅し獰猛な火花を生みます。
ベルの深紅の瞳とアステリオスの瞳がぶつかり合う、疾駆と驀進が互いの間合いを一瞬で零に変え一撃を解放します。
ベルは敵の紅の破光に打ち砕かれるのを捕え、負けました。
少年の体は天高く舞い、地に叩きつけられた瞬間に打撃され、アステリオスは少年の体を絡め取りバベルの床へと叩きつけ、地下一階のダンジョン一階層に激突しました。
アステリオスはベルの名前を呼び、これで一勝一敗、次こそ決着をと凱歌のように怪物の大音声を上げ去って行きました。
ベルは瓦礫に後頭部を預け死ぬほど悔しがり、アステリオスは戦う理由をくれた、強くならなければならない理由をくれたと、今はみっともなく声を上げて泣きました。
エピローグ
ダンジョンに存在するゼノスの隠れ里でフェルズはゼノス達と向かい合っていました。
ヘスティア達がグロス達を人造迷宮まで送り届け、リドやウィーネ達と合流する事ができ、皆の体も魔法で治し、アステイロスの氷漬けにしていた片腕も綺麗に元に戻しました。
また会う事を約束しフェルズとゼノス達は笑いながら別れました。
ウラノスにゼノス達を無事送り届けた事を報告し、あの少年に全てを賭けようと言いました。
地上の混乱は続いていました、全てが元通りとは言いませんがベルの評価は持ち返したようです。
ヘルメスはウラノスへ今回の件を報告し、ウラノスは今後も協力して欲しいと、ヘルメスはそれを受け入れます。
ベルは高い市壁の上で白亜の巨塔を見つめていました、アイズが訪れベルは戦い方を教えて欲しいと頼みます。
ベルは約束と決着が待っているダンジョンに背を向け、また走り出します。
以上、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻のネタバレでした。
ゼノス達は何とかダンジョンに戻る事ができ、ベルは黒いミノタウロスと戦って負けてしまいましたが、強くなる理由を貰って清々しい解決でしたね。
そして次巻12巻からは新章になります。
新たなダンジョン攻略のお話になるようなので、この戦いで更に強くなったベルが見られますよ。
まとめ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻のネタバレまとめでした。
ロキ・ファミリアだけ注意していましたが、まさか手記が偽物でヘルメスまで裏で策略していたとは驚きでしたね。
ベルはまたしても神様から極端な愛情を注がれてしまったようです。
今回は色々な人が助けてくれたし、個人戦も多かったので力比べが見れて面白いですよ!
ベルと黒いミノタウロスの戦いも激戦で、圧倒的な力にベルが食らいついていく姿も見所です!
さて、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
黒いミノタウロスと戦えるほどベルは強くなったんですね。
今回は負けてしまいましたが次は勝てるように、新たなダンジョンに立ち向かいますのでお楽しみに!
感想などがあればコメント欄に載せてもらえると嬉しいです!
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