※この記事ではラノベ異世界でカフェを開店しました。10巻のネタバレが含まれます。
前巻のラノベ『異世界でカフェを開店しました。』9巻では、料理担当のヘクターがヴィルナに一目惚れして新作スイーツを作りますが振られます。
ですがクロード家のメイドと連絡を取り合っているらしいです。
新婚旅行でニーゲンシュトックに行き、ヴィルナとリクハルドに案内してもらいますが、途中で二人が喧嘩し婚約解消の噂が流れ、誤解を解くために料理で解決しましたね。
この記事では、その続きとなるラノベの異世界でカフェを開店しました。10巻のネタバレをまとめてあります。
異世界でカフェを開店しました。10巻のネタバレも下記の記事でまとめてありますので、チェックしていない方はこちらから。
異世界でカフェを開店しました10巻のあらすじ
ごはんのマズ~い異世界にカフェを開店したリサ。エドガー王太子の結婚式が近づき、お相手のメルディアルア姫がやってくる。未来の王妃として人脈を広げたいという彼女のため、リサは日本でおなじみの食材を使った特別なお茶会を開くことに。一方、カフェ二号店の店長アランは王太子夫妻の好物を使った特別メニューを作ろうと意気込むけれど――? 料理もトラブルも盛りだくさん!? 大人気クッキング・ファンタジー、待望の第十巻!
引用元:アルファポリス
ラノベ『異世界でカフェを開店しました。10巻』を3行で紹介
続いて異世界でカフェを開店しました。10巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・リサはメルディアルア姫と一緒にお茶会を開きます
・各店が結婚記念品を作るのでカフェでは殿下ランチを提供します
・エドガー王太子とメルディアルア姫の結婚式が行われました
異世界でカフェを開店しました。10巻では、数十年ぶりの王太子の結婚に国中がお祝いムードで主役の二人は大忙し。
リサもお茶会を手伝ったり大変ですが新しい食材に出会えて目をキラキラさせています。
カフェ・おむすびの結婚記念メニューはアランが担当、主役二人が好きなものを全部乗せた斬新なランチプレートを考案しました。
ここから少し10巻のネタバレを含みますが・・・
リサはお茶会が苦手ですがアナスタシアに助言を貰い、エンゲルドのお茶を使って新しい飲み方やスイーツを提供します、どんな味がするんでしょうか?
カフェ・おむすびの結婚記念メニューは「殿下ランチ」、主役の二人に凄く気に入ってもらえて夢中で食べてました。
養母アナスタシアさんはエドガー王太子とメルディアルア姫の結婚衣装を製作します、更に舞踏会の衣装やリサ用の衣装も作って大変です!
それでは、異世界でカフェを開店しました。10巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『異世界でカフェを開店しました。10巻』のネタバレ
季節は秋、暖かい日も多くシャーベットなどの冷菓類はまだまだ人気です。
厨房では明日のランチの仕込みが行われていて、ヘクターがカレーを作っています、去年の夏くらいから少しずつ取り入れ評判になっていました。
学院は新学期が始まり、講師の先生も増え、校舎も増築し、地球の食文化を広めたいという思いは少しずつ形になっています。
初めてのお茶会
リサはクロード家に帰ると王宮より手紙が届いていました、メルディアルア姫からお茶会のお誘いです。
メイドと妖精のバジルちゃんと一緒に王宮へ向かいます、今日はクロード公爵家令嬢として正装しています。
メルディアルアの離宮に到着しお茶会が始まりました、主に結婚式の話ですが、フェリフォミアの貴族のご令嬢とお茶会がしたいと相談されます。
リサも友人と呼べる令嬢は少ないですが、アナスタシアに相談してお茶会を開く事にしました。
リサはお茶会が苦手なので成功の秘訣を聞きと、アナスタシアは珍しくやる気を見せてくれたリサの手を握り意気込みを表します。
成功のポイントは、大きく分けて招待客、開催場所、話題の三つ、出席者全員のプロフィールを頭に叩き込み、王室の会場を使い公式なものとアピールすること、メルディアルアと付き合う利点を示すことです。
リサはエンゲルドのお茶、マレナ茶を使ってお菓子を作ります、マレナ茶は日本でいう抹茶のようなものでした。
いよいよお茶会の日がやって来ました、リサはアナスタシアがこれでもかと言うくらいに着せ替えさせられた中から選んでくれたドレスを着ています。
カフェ二号店のテレーゼも給仕を手伝うため、侍女のメリルと三人で王宮へ向かいました。
王宮に着くとメルディアルア姫が出迎えてくれました、招待客は六名、最初にやってきたのはリサの義理の従兄弟サミュエルの婚約者セラフィーナです。
続々と招待客がやってきて、メルディアルアが挨拶して、お茶会スタートです。
話題はファッションから結婚衣装の話になり、新作スイーツやエンゲルドのマレナ茶の話などで終始、和やかなままで終わりました。
メルディアルアはリサに感謝し、お礼をしたいという言葉に甘えてフェリフォミアでは食べられないエンゲルドの食材を教えて欲しいと頼みます。
結婚記念メニュー
フェリフォミア王都は来春に行われるエドガー王太子とメルディアルア姫の結婚式に向けてそわそわした空気が漂っていました。
色々な店が記念品を発売するらしくチェスターパン屋も何か作ろうとアランに相談しに来ました。
アランはカフェでも何かしたいと思いリサに相談します、リサは忙しいので言いだしっぺのアランが考える事になりました。
アランは一週間が過ぎても良い案が浮かびません、そんな中、閉店後にエドガー殿下が側近クリストフとカフェ二号店にやってきました。
結婚記念料理の事を聞かれますが、まだ決まってないと答え、エドガー殿下に好きなものを教えてもらいます、更にメルディアリア姫の好物も教えてもらいました。
翌日、リサとジークにエドガーが来店した報告と、結婚記念メニューはお二人の好きな物を全部盛りこんだものにしたいと言います。
日本でいうお子様ランチのような物で、名前は殿下ランチとし、具体的に料理を決めていく事にしました。
殿下ランチが完成した頃、エドガー王太子とメルディアルア姫に試食をお願い出来ないかとお誘いすると、都合の良い日に二号店に来てもらう事になりました。
一週間後、お二人が来店しました、メルディアルアはコーヒーを飲んで見たいと言いますが、夜で寝つきが悪くなる可能性があるためカフェオレにしました。
殿下は花茶を飲み、結婚衣装の話で盛り上がっていると殿下ランチが運ばれて来ました。
二人は同時におぉっと声を上げます、デミグラスハンバーグにオムレツ、山型のチキンライスのてっぺんにはフェリフォミア王国の紋章が描かれた旗が刺さっています。
皿の奥にはアッガーのフライのタルタルソース添え、ムム芋フライ、マローとブロッコリーノサラダ、マレナ茶のプリン、二人は目を輝かせて見ています。
色々な種類を少しずつ食べられ飽きなかったと二人は夢中になって食べてくれました。
そしてチキンライスに立てられた小さな旗を持って王宮へと帰って行きました。
二人の結婚式の一ヶ月前から提供を始めました、想像以上に注文が入り、旗を持ち帰る人が多く、反省点を踏まえ、これからの繁忙期に備えました。
リサは追加注文の相談にアシュリー商会へ行くと、代表のアレクシスさんと文官長のロイズさんに捕まり、王宮まで連れて行かれました。
フェリフォミアでは王太子殿下が結婚の際、招待客や応急に来た国民に花茶を配るのが慣例となっています、今年は数が足らなくて困っていたところ、リサにマレナ茶の相談をしてきました。
エドガー殿下とメルディアルア姫の了承を得てマレナ茶のクッキーを配る事になり、さっそく厨房へ行って作り方を教えます、メルディアルア姫も作る所を見たいと一緒です。
メルディアルア姫は国許にマレナ茶の手配頼みましたが国王が張り切り過ぎて大量に発注してしまいお詫びの手紙を書く日々となりました。
そしてメルディアルア姫は熱を出して倒れてしまいます、エドガー殿下は元気になってもろうとクッキーの作り方をリサから教わりハート型のクッキーをプレゼントしました。
結婚式の当日、カフェ・おむすびは、本店は休業して二号店で店頭販売をしました、メニューは肉まん、あんまん、カスタードまん、焼き小龍包、春巻き、揚げまんじゅう、おこわのおむすびです。
そしてカフェの前を二人が乗る馬車が通ると熱い視線を感じます、この後の舞踏会にリサとジークは参加します。
国王の挨拶から始まり、主役二人のファーストダンス、リサとジークもダンスをして、壁際にあるテーブルへ向かいお酒や軽食を摘みおしゃべりに花を咲かせます。
エドガー殿下とメルディアルア姫がリサとジークのところに来て、二号店前で売っていた料理が食べたいと言ってきました。
そして後日、クロード家のサロンルームに王太子夫妻が来ていました、結婚式の当日に売っていた点心を食べに来たのです。
次々と料理を口に運び、感想を言いながら、飢えていたように食べる二人の食欲に、リサは驚きながらも嬉しく思いました。
ある少女の選択
まだ暑さの残る初秋、学院では新年度が始まろうとしていました。
ハウルはルトヴィアスより背が高くなっていて、いつもの戯れあいが始まり、最後の年度となる料理科へ向かいました。
料理科の三年生は職場体験をする事になりました、カフェ・おむすびの本店と二号店、王宮の厨房、アシュリー商会をグループに分かれて順番に回ります。
ルトヴイアスはカフェ・おむすび、ハウルは王宮の料理人になると決めています、アメリアは自分のお店を開きたいと思っていますが、どうすれば良いか分かりませんでした。
いよいよ職場体験の日、三人は同じグループになり、カフェ・おむすび本店から始まりました。
予想以上の忙しさと、リサやヘクターが余裕で仕事をこなしているのに感心し、楽しみにしていた職場体験は、理想と現実の差を感じる疲労困憊のスタートでした。
次は王宮です、マキニス調理長に挨拶して、下ごしらえを取り仕切っている料理人見習いを紹介してくれました。
野菜の下ごしらえが終わると洗い物をして、遅めの昼食でアメリアはハウルとの考えの違いに愕然とし自分はどうしたいのか悩みます。
次はカフェ・おむすび二号店です、ルトヴィアスとハウルはお菓子作りを、アメリアはランチの準備をします。
アメリアはマーヴィンに内緒で肉じゃがのスープを貰うと涙が出て来ました、皆は心配しますが、マーヴィンに話を聞いてもらい少し元気を取り戻しました。
最後の職場体験はアシュリー商会です、担当の人を見てぎょっとしました、鮮やかな青のジャケットにピンクのパンツ、その上にフリンジのついた黄色いスカートを重ね、髪の根元は紫なのに毛先に向かって金色になっています。
どう見ても男性なのにキャロルと名乗り、三人を開発部門へと案内します。
アメリアはマーヴィンから教えて貰った元部下の人がいるか聞くと、なんとキャロルさんの事でした。
三人は新商品のアイデアを出す事になりました、アメリアはキャロルに相談にのってもらい、なぜお店を開きたいかを思い出しました。
授業で作った飴が綺麗で可愛くて、溶けて無くなるまで口の中が甘くて幸せになる、そんなに高くないから子供でもお小遣いで買える、それを多くの人に分けてあげたいと思いました。
キャロルは、卒業後はアシュリー商会で働かないかと誘ってくれます、彼の言葉は説得力があり勉強になって、なんだかスッキリしました。
結局、新商品のアイデアはすべて没にされ、三人はがっかりしながら帰路につきました。
あるデザイナーの繁忙
シリルメリーのオーナー兼デザイナーであるアナスタシアにとって秋は忙しい季節です。
人事の出入りがある時期で、今年は王族の挙式があり結婚衣装の製作を依頼されています。
アナスタシアにとってもシリルメリーにとっても過去に例のない大きな仕事なので、最高のメンバーで最高の衣装を作る、そのことだけに燃えていました。
王宮から正式な依頼がきて、二名のスタッフを連れて王宮へ向かい、エドガー王太子とメルディアルア姫に会いました。
二人の採寸と侍従長と製作スケジュールを決め、デザインを決めていきます、仮縫いは二週間後です。
いつもの営業も同時に行います、主力商品はシーズンごとに決めているテーマに合わせた既製服です。
製作は二シーズン前から動き出さなければ間に合いません、今は春物を考えていますが、結婚式が春先なのでメルディアルア姫のドレスも影響するはずです。
仮縫いが終わった頃、リサがメルディアルアとお茶会を開くので相談を受けました、アナスタシアは当日着るドレスを用意します。
季節はいつの間にか冬になっていました、結婚式に着る淡いクリーム色のドレスと舞踏会用のピンク色のドレスが完成です。
一時は裏地に施した魔術陣が間違っていて間に合うか危ぶまれましたが、全力で製作してくれたお針子達に感謝しかありません。
アナスタシアは幸福な思い出の一ページを彩る一助になれて誇らしく、尊いものだと思いました。
以上、異世界でカフェを開店しました。10巻のネタバレでした。
王太子殿下の結婚で新しい料理が沢山登場し、この国は食いしん坊が増えたようです、二人のおかげで国中が幸せな雰囲気に包まれました。
第11巻は、なんと異世界初の料理コンテストが開催されるようです!アメリアが参加するらしいので、これは楽しみですね。
異世界でカフェを開店しました11巻のネタバレは下記の記事でまとめてありますので、知りたい場合はこちらから。
まとめ
異世界でカフェを開店しました。10巻のネタバレまとめでした。
エドガー王太子とメルディアルア姫のお忍びが多すぎですね。
デドガー殿下がメルディアルア姫のためにクッキーを作ってあげます、ハート型も想いがこもっていて素敵でした。
料理科の仲良し三人組は最終学年になり職場体験をして楽しそう、アメリアだけは進路に悩んでるみたいだけど大丈夫かな?
さて、異世界でカフェを開店しました。10巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
アランはカフェ・おむすびやチェスターパン屋でもアイデアを出して大活躍ですね、次は何が出て来るのかワクワクしませんか?
感想などがあればコメント欄に載せてもらえると嬉しいです!
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