※この記事ではラノベ異世界でカフェを開店しました。6巻のネタバレが含まれます。
前巻のラノベ『異世界でカフェを開店しました。』5巻では、フェリフォミア王国は猛暑が続き熱中症で倒れる人も出てきて、そこでリサは水分と塩を補って貰おうと水ようかんを作ります。
さらに、お隣の国から料理指導を頼まれ、見た事も聞いた事もない料理や作り方、道具に驚く異国の料理人に店を始めたばかりの頃を思い出させました。
この記事では、その続きとなるラノベの異世界でカフェを開店しました。6巻のネタバレをまとめてあります。
異世界でカフェを開店しました。5巻のネタバレも下記の記事でまとめてありますので、チェックしていない方はこちらから。
異世界でカフェを開店しました。6巻のあらすじ
異世界でカフェを開店しました。6巻のネタバレの前にあらすじを紹介します。
ごはんのマズ~い異世界に、カフェを開店した元OLのリサ。暑い夏がようやく終わり、 フェリフォミア王国にも食欲の秋がやってきた! そんなある日、カフェを訪れた騎士団員が「遠征中の食事がマズい」と嘆く。彼らから調理指導を頼まれたリサは、こころよく引き受けることにした。そして野外訓練に使われる森に大鍋を持ち込み、スープカレー作りに挑戦してみたものの――? 料理が苦手な騎士団相手に、さすがのリサもてんてこまい!? 大人気クッキング・ファンタジー、待望の第6巻!
引用元:アルファポリス
ラノベ『異世界でカフェを開店しました。6巻』をざっくり3行で紹介
続いて、異世界でカフェを開店しました6巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・フェリフォミア騎士団で料理指導をします
・ジークとリサがついに結婚します
・フェリフォミア国立総合魔術学院の合同授業でラーメンを作ります
異世界でカフェを開店しました。6巻では、またまた不味い料理を改善するため料理指導を行います。
今度は騎士団の遠征中のごはんで、隣国の騎士団総帥まで参加するという。
そして、ついにジークがリサにプロポーズしました!凄く幸せそうですが現実的な話も出てきて・・・。
ここから少し異世界でカフェを開店しました6巻のネタバレを含みますが・・・
謎の美女が登場したと思ったら、ジークの学園時代からの友人で、国許には婚約者がいるらしいです。
それと、騎士団に教えた携帯食も美味しそうでしたが、その場で作るスープとパンも美味しそう、でも異世界で作るのは大変そう。
それでは、異世界でカフェを開店しました。6巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『異世界でカフェを開店しました。6巻』のネタバレ
ここはフェリフォミア王国の王都に店を構える、カフェ・おむすび。
小さな店ですが見た事もない美味しい料理が食べられると評判です、今日もほぼ満席で、ヘレナがコーヒーを入れ、オリヴィアが接客し、店長のリサは店全体に気を配ります。
美女が来店
カランコロンとドアベルの音が鳴り一人の女性が入って来ました、背が高くスラリとしていて濃い紫色の髪を一つに結い上げている。
女性はジークを訪ねて来ましたが、今日は授業があるため出勤していません、「ヴィルナが戻ってきた」と伝えて欲しいと言い立ち去ってしまいました。
ジークに確認すると懐かしそうに目を細め、嬉しそうな顔をしています、リサは胸がモヤモヤしてどういう関係なのか気になります。
それからというもの、ヴィルナは頻繁にカフェにやって来ました、ヴィルナは学園時代の同級生でラインハルトを入れた三人チームで活動する事が多かったそうです。
ラインハルトも含めて店に来るようになり、休日にはジークとヴィルナが二人でいるところ目撃してしまいます。
リサはジークを振り向かせようと新作お菓子でアピールします、数種類のモンブランを作り、店の皆で試食してもらいます。
ジークは、最近リサの様子がおかしいことに気づきました、どうやらオリヴィアが来た頃からではないかと気づきます。
リサがヴィルナに嫉妬している、つまり自分の事を想ってくれると喜びが広がり、頬が自然と緩みました。
ヴィルナもリサに嫌われているのではと悩んでいましたが、話をして誤解を解くと、すっかり仲良くなりました。
リサはジークと仲直りしました。
騎士団の野外料理
ヴィルナが一週間の遠征を終えてカフェに来ると、呆気にとられる程の量を注文しました、遠征中の食事が不味くて食べられた物じゃないらしい。
ラインハルトも来店し遠征中の食事について盛り上がりました、ヴィルナは来週も遠征に行くのでリサに何とかしてもらおうとお願いします。
翌日の閉店後、ヴィルナとラインハルトは遠征に持っていく食材を抱えて来店しました。
持って来た物を見て、リサはパンよりも栄養があって美味しい携帯食を作ります、作り方を二人に教えて、あとは実戦で試してもらいます。
五日後、携帯食の導入が決定したとヴィルナが駆け込んで来ました、これでひもじい思いをする事はないと喜びました。
数日後、閉店後にラインハルトが騎士団の総団長を連れてやって来ました、リサの父親とは顔見知りのようで、ジークとも面識が有りました。
総団長アルベルトは、携帯食が凄く好評だったので本格的に導入する事になったので、携帯食意外にも訓練食に向いた料理、遠征先で作れる料理を団員に指導して欲しいと頼みます。
ジークも協力してくれる事になって、騎士団に野外で料理指導をする事になりました。
アルベルトの依頼を受けてから十日後、学院の騎士科の敷地内にある野外演習場に来ていました、実際のシチュエーションが求められためです。
森の中を歩くこと数十分、急に木立が途切れ開けた場所に出ました、二・三十人の騎士団員が集まっています。
簡単な挨拶をして、料理指導が始まります、薪を集める人、かまどを作る人、調理を担当する人はリサの所へそれぞれ分かれます。
課題は三つ、大きな鍋でいっぺんに調理出来るように、麦入りのミルクスープ、ミネストローネ、スープカレーを作ります。
男女ペアで三グループに分かれてもらい調理開始、最初に出来たかまどに鍋を置いて火を起こして貰います、火を起こす時は着火用の魔術具を使うようです。
まずは時間のかかるスープカレーからです、リサはカレースパイスが入った缶を取り出します、これはリサが試行錯誤して作った物です。
ある日、無性にカレーが食べたくなって突然、叫んだリサに妖精のバジルは首を傾げました、やっぱり作るしかないと、バジルを掴んで香辛料に使えそうな植物を教えて貰いました。
だけど使えそうな香辛料がなかなか見つからない、そんな時ギルフォードさんが酔っ払って帰り、侍女が持ってきたクルディ茶を見て、民間療法に使われる植物に香辛料があるかもしれないと試行錯誤したのです。
カレーはカフェのメニューには有りません、何故なら見た目が問題、騎士団員なら勇気を出して食べてくれるかも知れないと期待していました。
ミネストローネとミルクスープの指導にも入り、ラインハルトには四十センチほどの長さの棒を三十本くらい作るように頼みます。
時間が有るのでパンを作ろうと思います、生地を作り細長く伸ばして作ってもらった棒に巻き付けます、かまどにのせられるだけのせて焼きます。
あと数分でスープもパンも準備が整うが、アルベルトさんはお客様を迎えに行っていました。
隣国ニーゲンシュトックの騎士団総帥ロディオンと紹介された男性は娘がお世話になっていると言う、ヴィルナの父親でした。
親子のじゃれ合いが収束したところで、我が国でもリサの料理を取り入れたいので承諾を得に来たと言う、リサは味を見てから決めて欲しいと食事にします。
鉄製のお皿を持って、お目当ての鍋に並ぶ、それぞれ好きな場所に座って食べます。
最後にパンでお皿についたスープカレーを拭き取るようにこすり、ロディオンに渡しました、それを大層気に入りリサをスカウトします。
騎士団の野外料理指導は無事終了となり、ロディオンさんも大いに堪能して、もっと食べたいと駄々をこねると、副官とアルベルトさんに窘められていました。
料理担当の騎士団員たちは、しっかり手順を覚え、宿舎に戻ってからも練習すると言っていました。
ニーゲンシュトックの騎士団から熱烈な申し入れがあり、フェリフォミア騎士団の調理担当が教える事になりました、調理担当者は自国の騎士団と両方に教える事になり忙しそうでした。
後日、ヴィルナが父親に頼まれた物をリサに渡しに店にやって来ました、ニーゲンシュトック皇家の紋章が掘られたペンダントトップです。
料理を教えて貰ったお礼と、これがあればニーゲンシュトックにいつでも入国可能だそうです。
プロポーズ
ここ最近忙しく休みの日もあまりゆっくり出来なかったので久々にジークと出かける事にしました。
ジークはクロード邸に馬で迎えに来ました、二人で馬に乗って王都郊外のハズレにある高台へと向かいます。
今立っている場所からは王都が一望出来ました、自然保護区に指定されていて、ほぼ手つかずの状態で残っています。
馬を自由にし、昼食を食べ、お茶を飲み、まったりとした時間を過ごします。
するとジークが突然姿勢を正し、リサに向き直りました、ジャケットの内側から小さな箱を取り出しプロポーズします。
リサは泣き笑いの表情で何度も頷き、ジークは左手の薬指に指輪を嵌める、唇を重ね抱き合い幸せを噛みしめました。
二人はクロード家の人達に婚約の報告をするため早めに帰りました、アナスタシアさんもギルフォードさんも祝福してくれ、使用人たちもおめでとうと言ってくれました。
結婚するのはまだまだ先で、ジークは次男なのでクロード家に婿入りする事に決まりましたが、ジークの家族とも話合わなければなりません。
翌日、カフェのメンバーに報告すると笑顔で祝ってくれました、するとアランとヘレナが実は付き合っていると報告してきます。
嬉しい報告も聞けたところで今日も一日頑張ります、「おむすび」という名の通り人と人とを結ぶ店、開店です。
ある少年たちの挑戦
フェリフォミア国立総合魔術学院の料理科の二学年に在籍している彼らは一学年からの仲良し三人組です。
ルトヴィアス、ハウル、アメリアは更衣室でコック服に着替え第一調理室に向かいます、毎日、料理の技術と知識を学んでいます。
そんなある日、キース、リサ、セリビヤが揃って教室に入ってきました、来月に専門課程の二年生を対象とした合同授業が行われるため、皆で話し合います。
合同授業はざっと五百名を越す、一人あたり約二十五食作る計算になります、生徒達は先生からアドバイスを貰い考えます。
調理にかかる時間が重要と教えてもらい、自分達がまだ作った事がなくて、一番早く提供出来る麺料理を教えて貰います。
試しに醤油ラーメンを作る事になり、まず仕込みを行い、明日仕上げて試食します、こっちの世界の人は啜る事が出来ませんでしたが、生徒も先生もお箸が止まらないようです。
合同授業はラーメンで決定、当日まで調理場所や内容など沢山の事を考えて決定しますが、生徒達も先生も緊張していました。
当日、競技場で学院長のお話から始まる、一般教養科、魔術具科、そして料理科の順番で発表です。
皆が準備している間、ルトヴィアスとアメリアがラーメンの説明をし、二年生達には順番に取りに来てもらいました。
料理科の生徒も昼食にラーメンを食べましたが、魔術科の一人が話を聞きたいと訪ねて来ました。
ですが後から来た魔術科の生徒とルトヴィアスが口論となりボヤ騒ぎとなります、先生たちも交えて話をして二人は反省し、仲直りにルトヴィアスは自分が作ったクッキーをあげました。
その日の夜、ルトヴィアスは精霊シャーノアに魔力が強くなっていないか確認してみました、以前より強くなっているのは本当のようです。
ルトヴィアスが作る料理を食べるようになって徐々に強まったと言います、大発見となりうる事実に複雑な心境になり、ルトヴィアスは睡魔に身を任せました。
以上、ラノベ異世界でカフェを開店しました。6巻のネタバレでした。
今回はモンブランと野外料理でしたね、学園の生徒達も一生懸命ラーメンを作ってプロの料理人の大変さが分かったようです。
ジークがリサの家に挨拶に来たので、今度はリサがジークの家に行く番ですよね、ジークの家族がどんな人達なのか気になります。
異世界でカフェを開店しました。7巻のネタバレは下記の記事でまとめてありますので、知りたい場合はこちらから。
まとめ
異世界でカフェを開店しました。6巻のネタバレまとめでした。
ジークにアプローチするために作ったモンブランが、まさかの恋敵に気に入って貰えたのはリサさん流石です。
ヴィルナさんの父親が偉い人で驚きましたが、異国の人だった事も驚きですね、性格がお茶目で笑えます。
学園のイベントは楽しそうで、ラーメンも本格的に作っていて、生徒の中で誰か専門店を開く事を期待したいですね。
さて、異世界でカフェを開店しました。6巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
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