※この記事ではラノベ異世界食堂2巻のネタバレが含まれます。
前巻のラノベ『異世界食堂』1巻では、地方の小さな街の雑居ビルの地下一階には、毎週土曜日に異世界のお客様が美味しい料理を求めて来店します。
見た事も食べた事も無い料理に驚き、舌鼓を打ち、美味しいお酒や仲間や常連客と楽しい時間を過ごし、そんな中新しい従業員ができて。
この記事では、その続きとなるラノベの異世界食堂2巻のネタバレをまとめてあります。
異世界食堂1巻のネタバレも下記の記事でまとめてありますので、チェックしていない方はこちらから。
ラノベ『異世界食堂2巻』をざっくり3行で紹介
ラノベ『異世界食堂2巻』のネタバレの前に、2巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・魔族の従業員アレッタがデビュー
・雑居ビル二階のバー「レオンハート」はお酒の相談相手
・一階のケーキショップ「フライングパピー」に異世界のファンができる
異世界食堂2巻では、アレッタの登場でお店も少し華やかな雰囲気になり、異世界の方でも仕事が見つかったようです。
「洋食のねこや」が入る雑居ビルの一階と二階のお店が登場します、夜のお店と昼のお店。
アニメではほとんど出てこなかったので、アニメからラノベを読んでいる人も新鮮に楽しむことができるかと思います。
ここから少し異世界食堂2巻のネタバレを含みますが・・・
アレッタが従業員として働く事になり、異世界とは違うスタイルや接客方法で戸惑うけど、小奇麗になってモテてます。
常連客同士の交流もあって、友達が出来たり、恋が芽生えたり、異世界の人達の交流が気になります!
それでは、異世界食堂2巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『異世界食堂2巻』のネタバレ
地方にある小さな街の、最寄り駅から徒歩五分、オフィス街に近い商店街の雑居ビル地下一階に「洋食のねこや」があります。
毎週土曜日は、向こうのお客様が来る特別営業日、今日はどんな料理が待っているのでしょうか。
チャーハン
新しく従業員になったアレッタの研修を行う事になりました、まずは体を洗い制服に着替えて、店の掃除の仕方を教えます。
昼食はチャーハンです、今まで食べたことが無い米をアレッタは無言で食べ続けました。
午後は接客方法などを教え、夕飯はメンチカツを食べ、夢心地で帰って行きました。
シーフードフライ
ドワーフの硝子職人のガルドは山を上登り、ギレムの作った小屋の中に入りました、小屋には黒い扉が有り中に入ると、店内は明るく客がちらほらいました。
ギレムはいつものようにシーフードフライとビール、ウイスキーを注文します。
質の良い油で揚げた衣が胃袋を刺激し、今まで食べた事の無い、信じられない美味しさでした。
チーズケーキ
帝都を拠点とする傭兵ヒルダは、村から森に住み着いたゴブリンを退治して欲しいと依頼され完遂、拠点に戻る途中に扉を見つけました。
魔族の少女に挨拶され驚くが、自分も魔族だと名乗ります、向こうの世界では貴族が食べるような菓子が、破格の値段で提供されていたのでチーズケーキと紅茶を注文します。
柔らかく、しっとりした食感でチーズ風味を持った甘い味、甘酸っぱいベリーソースが素晴らしい、お土産に六個も持ち帰りました。
納豆スパ
シエナの森で生まれたファルダニアは父親の友人クリスティアンに会いに来ました、彼はエルフ豆を腐らせる研究をしていると言います。
それは異世界食堂で食べたナットウスパが理由でした、二人は目に見える速さで食べていきます。
フォルダニアはライスを注文し、やっぱり納豆と凄く合うと喜びました。
カルビ丼
海国の姫フェイリーは黒い扉を開けました、三ヶ月ぶりに目にするのはカルビ丼、見た目と香りを楽しみます。
一口含めば、柔らかな肉と肉汁が口の中に広がり、一口の米を放り込む、フェイリーを虜にしてやまぬ至高の味でした。
デザートにソフトクリームを食べ、お腹いっぱいになり昼餐が食べれない言い訳を考えるのでした。
クッキーアソート
アレッタは王都で住み込みの家政婦の仕事を見つけました、冒険家のサラの家です。
店主が就職祝いにクッキーアソートをくれました、ビルの一階にあるケーキショップの贈答品なので味も値段も良い。
サラの家に妹のシアが訪ねて来たので、アレッタは貰ったクッキーをお茶と一緒に出しました。
シアはクッキーのファンになり、アレッタに同じものを買って来てくれと頼みました。
ハムカツ
大陸の片隅にある小さな村の丸太で建てたボロ家、隣の納屋にある黒い扉にヘルマンとエレナと二人の子供が入って行きました。
一家が頼むのは、いつもどおり日替わり定食、今日はハムカツです。
香ばしい衣がちぎれ燻製肉の味が口に広がり、甘酸っぱいソースが混ざり合う、たまらなく美味しい。
貧乏なきこりは一ヶ月に一度しか来れないため、今日はビールとコーラも奮発しました。
とん汁
月の終わりに近いその日は「肉の日」でした、肉の日の味噌汁はとん汁に変更します。
具材が沢山入ったスープは豪華で、肉の旨味が溶け出したスープは身体が温まり、トガランの辛さが味を引き締めて旨い。
お代わり自由なので常連やそうじゃない客もたらふく食べていました。
ピザ
シリウスはアルフェイド商会の次期当主です、異世界食堂の味を盗めれば、商会は更なる発展を遂げると考えていました。
シリウスは親友でもある、商会専属の若き料理人ジョナサンを異世界食堂へ連れて行きます。
オニオンとベーコンのピザを注文し、ジョナサンに研究してもらうため、たらふく食べてもらい、シリウスはいつものナポリタンを注文しました。
ローストチキン
「洋食のねこや」が所有するビルの三階にバー「レオンハート」が有ります。
バーの食事は、箸やスプーンを使用しない軽い物を「洋食のねこや」から届けて貰っていました。
マスターは「洋食のねこや」の秘密を知っていて、お酒の相談にのって貰っています。
場所は変わり、鬼の夫婦が一匹のネズミを捕まえてどうやって食おうか話をしていました、ネズミは黒い扉の話をして難を逃れます。
ネズミは常連らしくローストチキンと焼酎を注文し、先に酒を飲んだ鬼が驚きました。
びっくりするほど濃いのに匂いが良くて旨い、ローストチキンは香ばしい匂いと絶妙の焼き加減の肉汁が口の中を襲いました。
クレープ
一年を通して色とりどりの花が咲き乱れる国、翅を持つ小さい人フェアリーの国に突如、黒い扉が現れました。
女王ティアナは魔術師団と共に中に入り、魔術師のヴィクトリアにここが何処なのか?自分達に合う料理を選んで貰いました。
ヴィクトリアはクレープのフルーツミックスを勧めました、クリームは柔らかく新鮮なミルクの味がして、果物すべてが違う工夫を施されて、なんと美味、と驚きました。
タンメン
その日の「洋食のねこや」は大繁盛でした、大食らいのハーフリングが十人やって来て、店の食材を根こそぎ食べてしまったのです。
賄いの夜食さえ残って無く、店主は自室のインスタントラーメンを使ってタンメンを作りました。
上に乗せた野菜炒めは歯ごたえが良く野菜の汁が豚やエビと合わさって素晴らしく美味しい。
オードブル
ハーフリングの冒険者テッドは予約をしないと食べられないオードブルを待っていました。
ハーフリングは同じ場所に三日と居る事が出来ない種族で、今回の冒険で丁度、七日後に扉が有る道を通るため注文する事が出来ました。
オードブルを受け取ると冒険者仲間の所へ戻り、皆で分け合いますが、種類の多さと美味しさに取り合いになっていました。
クリームソーダ
砂の国の片隅を二人の兄妹が並んで歩き、妹が兄の結婚について相談にのっていました、兄は東大陸の帝国皇女アーデルハイドに好意を持っています。
黒い扉を開け、兄はコーヒーフロートをアイスクリームで、妹はクリームソーダをメロンソーダとソフトクリームで注文しました。
二人がその味に満足した頃、目当ての姫君が来店し席を一緒にしました。
カルパッチョ
セイレーンの少年アーリウスが巣立ちの時を迎え、少女イリスと一緒に新しい巣を作るため島にやって来ました。
セイレーンとは背中に鳥の翼を生やし、鳥のような脚を持ち美しい少女の姿をした魔物です。
降り立ったのはカレーライスのアルフォンスが居た島でした、住処だった所に黒い扉の事を書いた手紙とお金が置いてありました。
二人は扉に入り、新鮮な生魚を注文するとカルパッチョが出てきます、噛み締めるたびに旨味が溢れ出す、味付けの汁とオラニエの辛味が合わさって美味しい。
ホットドッグ
幼い頃、遊び場にしていた巨木にある扉は、上の方に有るため木を登る。
久しぶりに扉を開けると、ホットドッグとコーラを注文します、焼いたパンの風味と抜群の旨味を持つ腸詰が絶妙、素晴らしい味を堪能します。
最愛の妻と生まれたばかりの子供に、ホットドッグのお土産を手にし、帰路に着きました。
スイートポテトタルト
ビルの一階にあるケーキショップ「フライングパピー」は秋の定番メニュー、スイートポテトのタルトを始めました。
毎年、これを目当てにやって来るお客がいます、空を司りし「金の神」に使える神官アントニオは断崖絶壁にある扉へ神の力を借りて降り立ち扉を開ける。
スイートポテト五つとミルクを注文する、滑らかに口の中に入り、ほどけていく、愛してやまぬ逸品です。
キノコスパ
町外れの森で薬師を営むアリサは自家製の化粧とドレスで扉をくぐりました、直後に入って来た少女メイメイと一緒に席に座ります。
アリサは和風キノコスパを、メイメイはクリームキノコスパを注文します、二人とも女一人暮らしで懐に余裕がないので半分食べたら交換し、一度で二種類を楽しみます。
アリサは東大陸に住み、メイメイは西大陸に住む、絶対に知り合う事が出来なかった大事な友人と楽しい時間を過ごしました。
シーフードピラフ
帝国出身の従者アルフレッドは、砂漠の国からやって来た貴族の娘アイーシャを「洋食のねこや」に連れてきました。
今の主人であるアイーシャに海の幸を使った米料理を食べさせるためです、アフレッドはシーフードピラフとコーヒーを注文します。
アイーシャは口に入れた瞬間、どこか懐かしく予想以上の美味に涙がこぼれました、気づけば皿の上からシーフードピラフは消えていました。
カツ丼
今から二十年ほど前、異世界食堂を先代が切り盛りしていた頃の話、ライオネルは魔族の傭兵として暮らしていました。
ある日、たやすく四英雄の一人に敗北し、剣闘奴隷として売り払われ、対戦の時を待っていると扉が現れました。
ライオネルは肉、戦いに勝てそうな料理を注文し、カツ丼が出てきました、それまでに食べたどんな物よりも美味しかった。
そして再びカツ丼を食べるため戦いに赴くのでした。
じゃがバター
私がそれを食べたのは、異世界食堂で働き始めて季節一つ分過ぎた頃でした、じゃがいもを運び、しげしげと見つめていると店主が話しかけて来ました。
ダンシャクの実には、あまり良い思い出が無く、自分が作ると美味しくないと話すと簡単な料理を教えてくれると言います。
じゃがいもを蒸し、バターをのせて食べるじゃがバターです、ほんのりと甘味が有るダンシャクの実とバターの塩気が口の中に広がり美味しい。
ダンシャクの実が美味しい料理の材料であると理解した瞬間でした。
以上、ラノベ異世界食堂2巻のネタバレでした。
今回も二十一品の料理が出てきましたね、お客の要望に優しく答えて、どんな料理も作ってしまう店主は凄いなと。
扉の秘密も少し分かったので、もっと色々知りたくなりました。
3巻以降では過去のエピソードも増えると良いですよね。
異世界食堂3巻のネタバレはこちらでまとめていますので、知りたい場合はこちらから。
まとめ
ラノベ異世界食堂2巻のネタバレまとめでした。
第2巻はアニメでも見た事が有るエピソードが数話でてきました、アニメとラノベを比べて読んで見るのも楽しいですよ。
何と言っても二階のお店「レオンハート」が初登場です!シックな大人のお店って感じで素敵でしたね。
異世界食堂3巻では新たな従業員に加わるみたいなので、早く続きが読みたいですね!
さて、異世界食堂2巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
感想などがあればコメント欄に載せてもらえると嬉しいです!
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