※この記事ではラノベ転生少女の履歴書4巻のネタバレが含まれます。
前巻のラノベ『転生少女の履歴書』3巻では、学校の授業の充実や魔法の知識を得ようと嘆願書を提出しますが一部しか通らず、肝心の魔法使いしか読めない本は見れませんでした。
リョウの魔法への探究心により治癒魔法を発見、非魔法使いのリョウでも魔法が使える事が分かりましたね。
魔法の不思議は、まだまだ続きますが皆には内緒です。
この記事では、ラノベの転生少女の履歴書4巻のネタバレをまとめてあります。
転生少女の履歴書3巻のネタバレも下記の記事でまとめてありますので、チェックしていない方はこちらから。
ラノベ『転生少女の履歴書4巻』をざっくり3行で紹介
ラノベ『転生少女の履歴書4巻』のネタバレの前に、4巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・多数の魔物が学園や王城に襲って来て大混乱となる
・学園は先生と生徒みんなで魔物に立ち向かう
・領地の様子確認とマッチを作るためルービーフォルンに帰る
まさか魔物が学園までやってくるとは思いもせず恐ろしくて動けない子もいますが、リョウが説得して学園みんなで魔物を退治しようと奮闘します。
魔の森の結界修復が終わって、ヘンリー殿下が登場、魔物を退治してくれてカッコ良いのに中身はやっぱりゲスでした。
ここから少しネタバレを含みますが・・・
いくら治癒魔法を使えるからって魔物に刺されるのはビックリしましたね、傷は治ったし他人も治せたら良いのにって期待しますよね。
学園の生徒も自分の能力に適した戦い方をして逞しくなりました、これもリョウの大事な人を守りたい気持ちが通じたのかも。
トーマス先生さえも火魔法意外の魔法を認めていたのは、マッチ依存症で逆に心が安定したからかも知れませんね。
それでは、転生少女の履歴書4巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『転生少女の履歴書4巻』のネタバレ
ドッジボールに興じていたら、魔物に襲われて倒したものの、他にも魔物が学園や王城にも来ているらしい。
生徒は校長先生のアナウンスで講堂に集まっていました、怪我などをしている人は治癒師科の先生や生徒が対応しています。
リョウは魔物の羽根から出たモヤで体がだるく眠い、講堂の隅で呪文を唱え、口から血を吐きましたが体はスッキリです。
講堂にシャルちゃんが居ない事に気づき、アラン、リッツ君、カテリーナ、サロメと一緒に本校舎へ探しに行きます。
通路を曲がるとガンガンと尋常じゃない音が聞こえてきました、保健室の前に下半身は翼の生えた馬、上半身は人間の女のような姿、頭は魚で大きな一本の角をつけた魔物がいます。
リッツ君が火球で魔物を吹っ飛ばし、アランの鉱石を剣に変えて突き刺し倒します、そして別の大きな鷹のような魔物もやって来ます。
池に魔物を誘い出し、アランとシャルちゃんで氷漬けにします、一息つくまもなくさっき倒したはずの魔物が自分に刺さった剣を抜いて投げて来ます。
どうやら魔法が効きにくい魔物のようです、リョウは神殺しの剣をスカートから取り出し魔物を倒します。
途中でトーマス教頭先生に出会ったのでお酒のビンを渡し、講堂へと急ぎました。
リョウは替えの制服を先生が用意してくれたので簡易更衣室で着替えました。
その日はトーマス教頭先生が食堂から運んで来てくれた食料を食べ、ブランケットのような布団で雑魚寝する事になりました。
皆で戦いましょう
次の日、先生と四年生以上の魔法使いとリョウで会議が開かれました、非魔法使いであるリョウが参加する事に批判的な生徒もいますが校長先生が参加を許してくれました。
校長先生は現状と今後について話します、光魔法が使える人は外部の情報収拾、食堂に食料を取りに行くのは魔法科と騎士科の生徒で対応する事になりました。
カテリーナが光の魔石のブローチで、昨日の魔物との戦いをホログラムとして映し出します。
その魔石のブローチを利用して学園の外の様子を確かめようと、白いカラスのシロカに持たせます、魔物は人間しか襲って来ないので今思いつく最善の方法なのです。
講堂から大きな音が聞こえてきて魔物が壁に穴を開けています、どさくさに紛れてシロカが飛び立ち、外ではトーマス教頭先生が炎で助けてくれました。
魔物は人が集まっている場所に寄ってくるので、講堂に結界を張ろうとリョウは提案しますが難しいようです。
なら神縄を作れないかと提案しますが、魔法で使わず手で作った物で太くて丈夫な物じゃないと駄目らしい。
リョウは必死に考え、自分の着ているジャケットを使用する事を提案します、皆のジャケットを結び、トーマス教頭先生とアランの土魔法で講堂に神縄を張る事が出来ました。
男子寮と女子寮にも神縄を張る事になり、女子寮に向かうメンバーは、ユーヤ先輩、アラン、カテリーナ、リッツ君、シャルちゃん、フィーネ先輩の魔法使いの面々とリョウ、サロメ、クリス、ローランの非魔法使いで行く事になりました。
交信を続けていた精霊使いの子から寮が魔物に襲われて連絡が途絶えたと言って来ました、しかも二つの寮同時です、皆は急いで向かう事にしました。
女子寮に着くと魔物は三階の窓から侵入した形跡が有りました、隠し扉を見つけ中に入っていくとアンソニー先生と生徒がいます、アンソニー先生が肩に怪我をして重傷ですが、生徒達は無事でした。
神縄を張るため、服を部屋から取って来る班、魔物を倒す班、隠し部屋の防衛班に分かれて行動を開始します。
無事に魔物を退治し、神縄も張り、男子寮も神縄を貼り終えてその日は寮に泊まる事になりました。
皆がリョウの部屋が見たいと言うので案内しますが、部屋に入るとシロカが窓をコツコツと叩いていたので談話室に行く事にしました。
シロカが飛んでくれたコースは、リョウがよく通るコースでコウお母さんの姿は確認出来なかったけど街は大きな被害は有りませんでした。
お城は一番高い所に有るので魔物に襲われていましたが、ヘンリー殿下が圧倒的な力で倒し、お城も神縄で結界を張ろうとしていました。
じゃあ、学園にもお城にも行けない魔物は次に何処を狙うのだろう、魔物達の目が王都に向かうかも知れないと思った時、戦おうと決意しました。
皆も賛同してくれて、ローテーションを組んで二十四時間体制で誰かしらが魔物の対応をする事にし、男子寮や講堂にも伝えに行きます。
皆あっさりと了承してくれて交代で対応する事になりました、リョウは自分の番が来る前に一休みもらいました。
皆は意外と学園や自分達が過ごしている王都の事を大切に思っているのかも知れない。
五日間、ローテーションを組んで魔物の相手をしながら学園で寝泊りをしましたが、もう限界です、コウお母さんが心配なので外に出る事にしました。
女子寮の屋上から双眼鏡で街の様子を確認しているとアランに見つかってしまいました。
リョウが言い訳していると、後方を見ながらアランが驚いているので振り返ると鳥の魔物が群れで向かって来るのが見えます。
王城から連絡が来て、魔の森の結界修復が終わったが、結界に詰まっていた飛行タイプの魔物が大量に流出したらしい。
支援部隊を送るので学園で対処して欲しいとの要望で、生徒達はやる気だが魔物の数は思っていた以上に大量でした。
空中を縦横無尽に飛ぶ魔物の攻撃を何とか防いでいますが距離を縮められていきます、岩を投げたり、他の魔物を盾にしたり少し学習能力がある魔物もいます。
騎士の格好をしている人が現れましたカインです、救援部隊が到着し、コウお母さんもこっそり着いてきたそうでリョウに抱きつきます。
援軍の中にヘンリー殿下がいて救世主と皆の羨望を集めていました、学園はリョウの活躍により被害が少なくて済んでいる事を聞くと二人で話がしたいと部屋に入って行きます。
ヘンリー殿下は非魔法使いの生徒を家畜と呼び、リョウのことを害獣と呼び、私を悩ませるのは君が初めてだと言います。
リョウは身の危険を感じ、部屋を退出し、コウお母さんに抱きつきました。
お城の護衛同伴で王都に降りる事が出来るようになったのでコウお母さんとアランと一緒に行く事にしました、護衛はカインが同伴してくれるようです。
その頃、ボルジアナ校長は騎士団長から王の決定を聞いて驚愕していました。
領地に魔法使いを派遣しないと言います、ヘンリー殿下にお願いしても家畜を間引く良い機会だと取り合いませんでした。
出発の時
王都の様子はほとんど無傷でいつも通りでした、コウお母さんと一緒にけが人の治療を手伝ったり、アランが崩れた家屋を元通りにしたり、泊まりながら手伝いをしていました。
学園から召集がかかり、校長先生が本日から休校にし、領地に帰るものには城から護衛や馬車を貸してくれと告げます。
そして生徒達しか聞こえない風魔法で、王から領地に魔法使いを派遣しない事を伝え、非魔法使いでも立ち向かう力が有ると演説し城の騎士達に拘束されました。
集会は終わり、リョウは王国騎士に呼び出されマッチの事を聞かれました、リョウの隣に教頭先生もいます。
騎士は偉そうにマッチをもっと用意しろと言い、城の防衛のために大量に必要だから、リョウには領地へは帰な城でマッチを作れと命令します。
リョウは、マッチは伯爵様から融通してもらったから城に篭って作る事は出来ないと言い、領地に帰ってマッチを作り城に届けるようにしますと提案しました。
偉そうな騎士は隣に座る部下に同行しろと命令し、リョウはマッチの代金を前払いで貰い大金を手にしたのでした。
トーマス先生が心配して声をかけて来てくれました、ルビーフォルン領に戻るなら妹のグローリアにマッチを渡して欲しいと言います。
リョウは初めて、奥様が教頭先生の妹である事を知りました、と言う事は、教頭先生はリョウのおじ様です。
学園の生徒達は領地へ戻るため慌ただしくしています、リョウは今までの事を思い出し、皆と他人じゃなくなっている事を不思議に思っていました。
カテリーナがグエンナーシス領で採れる桜貝を皆に一枚ずつ渡しました、皆で新学期には必ずここに戻ると誓い合いました。
以上、転生少女の履歴書4巻のネタバレでした。
リョウはお手製のマッチで火を使う魔法使いの生徒を手伝い、王国からもマッチを大量に受注して商人としての腕も見せていたんじゃないかと。
マッチは城や各領地に配る予定ですが、第5巻では本当に配付されるのか?商売にしてしまうのか?
どうなるのか転生少女の履歴書5巻が楽しみですね。
転生少女の履歴書5巻のネタバレは下記の記事にまとめてますので、知りたい場合はこちらから。
まとめ
以上、転生少女の履歴書4巻のネタバレまとめでした。
コウお母さんが騎士団と一緒に来て驚きましたが、さすが元盗賊団にいたオネェは強いですね!
校長先生が王にもヘンリー殿下にも失望し、リョウや学園の生徒達に希望を託した勇気はよかったです。
4巻も面白かったですし、転生少女の履歴書は異世界ファンタジーですがお仕事小説でもあるので、生きていく事の面白さも充分に楽しめますよ。
興味があればぜひネタバレだけではなく手にとって読んでみてほしいです。
さて、転生少女の履歴書4巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
魔物という未知の生物を相手に立ち向かう生徒達の勇敢さは読んでいて気持ちよかったです!
ヘンリー殿下の揺るがないゲスっぷりも呆れるを通り越して素敵でした、ゲスっぷりはいつまで続くのかな。
感想などがあればコメント欄に載せてもらえると嬉しいです!
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