※この記事ではナイツ&マジック6巻のネタバレが含まれます。
アニメ『ナイツ&マジック』は、第1巻~5巻までの内容を元にアニメが放送されました。
ナイツ&マジックの続きはどうなっているのか気になっている人も多いと思います。
そこでこの記事では、アニメの続きのナイツ&マジックのラノベ第6巻のネタバレをまとめました。
ナイツ&マジックは、とある日本人が事故でこの世を去り異世界に転生します。
前世の記憶を持ったまま、趣味趣向も前世のまま極度のメカオタクで、実在する巨大人型兵器の騎士を目指し、騎士団を作り、新型機を作り、戦争へと巻き込まれて・・・。
ラノベ『ナイツ&マジック6巻』をざっくり3行で紹介
ラノベ『ナイツ&マジック6巻』のネタバレの前に、6巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・空飛ぶシルエットナイトと飛翼母船と新たな騎士団を作る
・ボキューズ大森海への調査飛行に出撃
・ボキューズ大森海を彷徨っていたら生きた巨人を発見
ナイツ&マジック6巻ではジャロウデク王国に勝利し、戦利品の空飛ぶ船を参考に輸送型飛空船や空飛ぶシルエットナイトを作り出し、新たな騎士団を創設したり未知の森へ調査に向かったりします。
ここから少しネタバレを含みますが・・・
新しいロボットを作る時のエルネスティは楽しそうですね、銀鳳騎士団を巻き込んでの製作は試作品も発想が面白いです。
空飛ぶシルエットナイトを完成させた事により、王国市民の営みは向上しました、余裕が出てきたのでボキューズ大森海への調査に来ます。
ボキューズ大森海は見た事もない魔獣がいて苦戦し、エルネスティとアディは森に落下、巨人を見つけて驚愕しますが、エルネスティは興味津々です。
それでは、ナイツ&マジック6巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『ナイツ&マジック6巻』のネタバレ
フレメヴィーラ王国のライヒアラ学園街の上空に奇妙なものが有りました。
街の通りを歩くもの、露天を出している商人、学園の生徒まで一様に空飛ぶ船を眺めています。
ジャロウデク王国に勝利し、友邦クシュペルカ王国を窮地から救い出し、お土産に敵の機体を持ってエルネスティが帰還したのです。
王都カンカネンでも同じ騒ぎが起こっていました、第二王子エムリスもシュレベール城に帰還し、父親である国王へ凱旋の報告をしました。
空飛ぶ船は銀鳳騎士団が調べあげ、友邦クシュペルカ王国にも製法を伝えてあるので西方諸国へ広まると、王は我が国も遅れるわけにはいかないと国立機操開発研究工房へ開発を命じました。
それから短期間のうちに、輸送型飛空船(カーゴシップ)と呼ぶ輸送向けの飛空船が登場しました。
空飛ぶシルエットナイト
王国における銀鳳騎士団の拠点オルヴェシウス砦で研究開発が始まりました、幻晶騎士(シルエットナイト)を飛ばす計画です。
エルネスティはいかにシルエットナイトが空を飛ぶ事が必要なのかをウキウキとした様子で語ります。
地上だけで満足してはいけない、魔獣より人々の営みを護る事が騎操士(ナイトランナー)の存在意義なのです。
新型シルエットナイトだけでなく、共に行動する母船も完成を目指します。
試作第一号機はシルフィアーネとう銘を受けます、外観は寸胴で丸い、何が出来るのか見極めるため色々搭載しているためです。
特殊なことへの適応性が高いアディに乗ってもらいましたが、推進器による方向転換に問題が有りました。
試作二号機は、上半身がシルエットナイトで下半身は人魚のように魚、重要な機能を下半身に収め空戦専用にしました。
今回もアディに乗ってもらいますが特殊なシルエットギアを身にまとい、操縦席は背中側に有り脱出機能を付けています。
銀鳳騎士団は国王に空を飛ぶシルエットナイト空戦仕様機(ウィンジーネスタイル)完成の報告をしました。
エルネスティは国王に呼ばれウインジーネスタイルのための隊を創設し、専用の騎操士を新米から充てがうようにとの命が下ります。
予想外に人が集まったため騎士団規模で創設する事になりました、銀鳳騎士団は新型を乗りこなし、さらには新人教育もしなければなりません。
王国主導で熾烈な選考を勝ち抜いてきた人員が新たなる騎士団に入隊しました、その名は紫燕騎士団です。
訓練が始まりました、最初は脱出訓練で重要なのは分かっているけど疲弊が激しい、操縦席には見知らぬボタンが多すぎて覚えるのが大変です、操縦は慣れるしかありません。
紫燕騎士団員達は、数ヶ月は地獄のような基礎訓練、そして念願の新型に乗ることができました国立機操開発研究工房の総力で作った試作機トゥエデゥアーネです。
エルネスティは、次に騎士の拠点ともなる飛翼母船(ウィングキャリアー)を作り上げようとしています。
国王より紫燕騎士団の有用性を示してと欲しいと伝えられ、カーゴシップに寄り添ってトゥエデゥアーネで警護訓練をする事になりました。
オービニエ山地の森の上空で教官一機を適役として紫燕騎士団が戦いますが失敗、まだまだ訓練が必要でした。
そして本番の日がやってきます、近衛騎士団付特設飛空船団の警護です、魔獣の領域に差し掛かった時、巨大な怪鳥ブレイドダンサーが現れました。
決闘級魔獣で群れで攻撃してきます、危うい場面はあったものの戦闘を有利に進め、圧勝で幕を閉じる事が出来ました。
各地の貴族達はこぞって航空権を欲しがり、国内の全貴族が召集された会議で、航路の設定と飛行船と飛翔騎士の納入について決め、大航空時代へと続いて行きます。
国王は銀鳳騎士団の中隊長エドガー、ディートリヒ、ヘルヴィを騎士団長にするつもりはないかと問うてきました、同じ時に三人にも使者が訪ねていました。
エルネスティは三人と話しましたが本人たちの希望に任せると言います。
時間だけが流れゆく中、ボキューズ大森海への調査飛行の話が来ました、いずれ森伐遠征軍が立ち上げられ東大陸へ侵攻するつもりなのです。
国は急速に手狭になり、国内の魔獣対処に余裕が出てきたのです、エルネスティは中隊長の三人には騎士団の事を考えるため休んでもらい、紫燕騎士団を貸して貰う事にしました。
ボキューズ大森海へ
ボキューズ大森海へ出発する式典に参加するためエルネスティは新たな飛翔母船イズモに乗り王都へやって来ました。
イズモは空戦仕様機の運用を前提として一個中隊、飛翔騎士を十機まで搭載できる破格の搭載量を誇る巨体です。
イズモを中心とする飛空船団は道々にある街に影を落としながらフレメヴィーラ王国を横断しボキューズ大森海を目指します。
大森海に入ってからしばらくは、なだらかな森が続いていました、進路上に異常を発見、ゆらゆらと揺れる巨大な塊へと近づきます。
ゴツゴツとした岩石が複数あり、一つがシルエットナイトの数倍大きい、中から大量に何かが這い出て空中を泳ぎ始めました。
魔獣の攻撃方法は自爆で巻き込まれたらただではすみません、巣のようなものからは魔獣を吹き出し続けます。
イカルガに乗ったエルネスティが巣を破壊、複数の巣が爆砕され、魔獣達は残った巣の外側にへばりつき移動していきました。
その後は極力危険を回避しながら、空飛ぶ魔獣に遭遇することはあっても多くは迂回することで事なきを得ていました。
そろそろ帰還を決めた矢先に蟲型の魔獣が現れました、全体を甲殻に包まれていて、後方に薄羽、東部から長く伸びる角が印象的、機敏な動きと毒煙を放出し機体を溶かします。
蟲型魔獣は数を増やし攻撃してきます、エルネスティも参戦しますが三匹ほどイカルガを無視してイズモに向かってしまいます、魔獣が戦術的な行動をとるなど想定していません。
紫燕騎士団も戦いますが魔獣の動きが早すぎて回避されてしまい、イカルガがイズモに戻ってきて銃装剣を撃ちます。
魔獣の本体が追って来るので、イズモを避難させ、エルネスティは一人突っ込んで行きます、目の前にひときわ巨大な個体が現れ耳障りな叫びと同時に魔獣達は動きを変えました。
イカルガは酸の雲を吸収し続けた事で機能を失いつつありました、銃装剣で頭脳役に切りつけようとした時、手下の魔獣が庇いました。
イカルガは落下、さっき切った魔獣も近くに落下し、気化を始めイカルガの姿を呑み込んでいきます。
アディはエルネスティを助けるため船を飛び出し、イズモは数日感、帰りを待ち続けましたが、船団はついに国許へ帰還を決意しました。
帰還したイズモは、紫燕騎士団長が国王へ報告し、船長の親方が銀鳳騎士団へ報告、親方とディートリヒがエルネスティとアディの家族に伝えに行きます。
ディートリヒは王城に乗り込み、銀鳳騎士団にエルネスティ救出のため出撃許可が欲しいと、国王は許さないがディートリヒ率いる第二中隊全員で暇をもらい行くと宣言します。
オルヴェシウス砦で悪巧みを話しているとエドガーとヘルヴィも行くと言います、そこへ先王陛下が現れ動くなと命じられるのかと思いきやノリノリである。
ディクスゴード公爵閣下やセラーティ侯爵閣下も協力してくれると言います。
両家からの支援を頂き、銀鳳騎士団の三個中隊に加え、両家から飛翔騎士を借り戦力も充分です。
巨人がいました
数ヶ月前のエルネスティは、イカルガが落下し、切った魔獣の死体も落下して気化し始めるとあっという間にイカルガを飲み込み、内部へと侵入し一歩も動けず死を覚悟します。
ですがアディが現れ雲を散らし、イカルガを牽引しようとしますが上手くいかない、更に機体が動かなくなり落下、アディは覚悟を決めて機体から脱出します。
地面に激突した機体は、被害が深刻で空へ舞う機能は果たさない、ですが腕の中にはイカルガを抱えていました。
アディはイカルガに降り立ちエルネスティを見つけ、二人は残骸となりはてた機体を見つめます。
エルネスティはこの場所で修理を目指す事にしました、まずは偵察と安全の確保とねぐらに出来る場所を探さないといけません。
アディは最初不安がっていましたがエルネスティとの二人っきりの甘い生活と前向きな発言をし、頑張るのでした。
二人は残骸をくまなく調べ持てる限りの物資を持ち出し、水源を確保するため森の中へと歩き出しました。
エルネスティは兎に似た獣を見つけ魔法の矢を放ち仕留める、こうして適度に狩りをして食料を集め、脱出用のディセンドラートを寝床にし、川に沿って遡りながら拠点を移し、図太く生活していました。
森の中を進んでいると遠くから重い振動が伝わってきます、木の上で様子を見ていると驚愕しました、なんと生きた巨人でした。
しかも魔獣の殻や皮や骨を加工して身につけています、エルネスティは工作技術が有るかも、言葉があるかもと言って巨人の後をつけます。
広大な魔の森に紛れ込んだ小さな異物は、ボキューズ大森海に激震を呼び起こす事になりそうです。
以上、ナイツ&マジック6巻のネタバレでした。
新しいシルエットナイトを作りあげるのも早いし、それを生活に活用するのも早かったですね。
国王は未知への森に挑戦するのも早いし、実は先王に似て冒険好きなのかな?その先王も登場するから参戦するのかと期待しちゃいましたね。
ナイツマジック7巻のネタバレは下記の記事にまとめてますので、知りたい場合はこちらから。
まとめ
アニメの続きであるナイツ&マジック6巻のネタバレまとめでした。
ジャロウデク王国との戦いから帰って、真っ先に母親に会いにいくエルネスティが可愛かったですね。
中隊長三人に騎士団長の話が来た時は、銀鳳騎士団から離れてしまうのかと寂しかったですが、思いは三者三様で安心しました。
エルネスティとアディを救出するために銀鳳騎士団は立ち上がり、先王や侯爵閣下まで助けてくれて、二人のために動く人が沢山いる事を改めて感じましたね。
さて、ナイツ&マジック6巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
エルネスティが凄く前向きで、ロボット大好き!って言うのが伝わってきて、どんな時でもブレないのがなんだか良いなって読んでいて思いました。
未知の森に取り残されて心配だけど巨人が出て来て楽しそうにしているのは流石です!巨人と交流は出来るのでしょうか!
なにか感想などがあればコメント欄に載せてもらえると嬉しいです!
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