※この記事ではラノベ転生少女の履歴書3巻のネタバレが含まれます。
前巻のラノベ『転生少女の履歴書』2巻では、王立カスタール学校に入学し、アランとカインに再会して、お友達も出来て、女ボスカテリーナ嬢とも和解し学園生活は順調というところで終わりました。
学校の一大イベント法力流しで魔物と戦ったり、長期休暇を楽しんだり、クロードさんが結婚諦めてなかったり、タゴサクさんが新興宗教まがいな事してるし、忙しい毎日です。
半分以上が魔法史の授業で勉強が思うように進まないため嘆願書を提出、通らないため出店計画を開始。
この記事では、その続きであるラノベの転生少女の履歴書3巻のネタバレをまとめてあります。
転生少女の履歴書2巻のネタバレも下記の記事でまとめてありますので、チェックしていない方はこちらから。
ラノベ『転生少女の履歴書3巻』をざっくり3行で紹介
ラノベ『転生少女の履歴書3巻』のネタバレの前に、3巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・腐死精霊使いのシャルちゃんの力になりたくて柿酒を作成
・トーマス教頭先生に嘆願書を通してもらうためマッチを作成
・魔法の呪文を試してみると自己治癒魔法が使えるようになる
転生少女の履歴書3巻では、学校生活はドッチボールをしたり、婚活パーティーが開催されたりと華やかですが、カインが卒業してしまい寂しくなります。
嘆願書を通すため、立場向上を目標に市場にお店を出したり、人身紹介所であったジョシュアさんの宿屋でお酒を出すご飯屋さんを始めます。
ここから少しネタバレを含みますが・・・
ヘンリーが非魔法使いを家畜と思っているのに、カインがほっとけないと近衛隊に就職し護衛をしているのが純粋で眩しい。
法力流しは熊が出てきたり、トーマス教頭先生を湖から助けたり、ハプニングが毎年恒例になってしまうのではと心配になります。
魔法使いしか読めない救世の魔典が見れないため、自力で解明しようと色々と試し、呪文の謎が少しずつ分かってきました。
それでは、転生少女の履歴書3巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『転生少女の履歴書3巻』のネタバレ
昨日の出来事でドギマギして早朝に目が覚めてしまいました。
人身紹介所でゲスいヘンリーはメリスさんを買わずに帰って、オーナーは買わなかったのはリョウ達のせいにし、コウお母さんの仕事が一つ無くなってしまいました。
心を落ち着かせるため散歩に出るとカインが小鳥達にエサを上げていました、リョウも同じ事をしているのにカラスしか集まらない、その中の白いカラスが足を怪我しているので部屋に連れ帰り手当してあげました。
お昼休みにヘンリーから人身紹介所の話をされましたが、魔法が使えない人は家畜と思っていると言います。
次に休み牧場に行こうと誘われますが断ると、付き合ってくれるなら署名の件に協力するけど、来てくれないと妨害してしまうかもと言うので仕方なく行きます。
ヘンリーはカインの事も優秀な家畜と言うので、嘆願書をお願いするのは絶対にしないと心に誓いました。
嘆願書をデモ隊メーンバー幹部達アラン、シャルちゃん、リッツ君、クリス君、リョウで校長先生に再度渡しましたが芳しい回答を得られません。
リョウは進路を決め兼ねていました、皆はもう決めているらしく、カインは近衛隊への就職が決まっていました。
毎年恒例の法力流しの季節がやってきました、シャルちゃんとアランとリッツ君と同じ班になり引率の先生は七三分けのトーマス教頭でした。
突然シャルちゃんが痛いと声を上げトーマス先生にぶつかり、先生は湖へ落下してしまいました。
シャルちゃんの足元には血だらけのウサギ、木々が生い茂っているほうに熊がいてウサギを追いかけて来たようです、騎士科の人達が牽制して助けてくれました。
トーマス先生はまだ助けられていなかったので泳げるリョウが飛び込みロープを引っ掛けて、魔法で崖を登りやすくしてもらい救出しました。
シャルちゃんに怒り気味のトーマス先生は火魔法で服を乾かし山を下りました。
お酒を作りました
王都には魔法使いギルドが複数あります、商人ギルドもあり、リョウもゆくゆくは入りたいと思っていました。
シャルちゃんは腐死精霊使いギルドに顔を出し、仲間が沢山いて落ち込んでいました、領地に魔法使いがいると税金がかかるし、お仕事が無いので王都に返されるそうです。
リョウはシャルちゃんの腐らせる力で、渋柿を醗酵させてお酒を作る実験をしようと市場で買い物をしてコウお母さんの家に行きます。
柿のお酒が出来たのでルビーフォルンのバッシュさんへ報告をし、お酒が作れるなら醤油や味噌などの醗酵食品が作れるはず、腐死精霊使いの力は色々作れる事が分かりリョウとシャルちゃんは抱き合って喜びました。
カインの卒業式、レインフォレストの親戚が来ていました、アランとリョウも授業後に駆けつけ半束を渡します。
カインにヘンリーの異常さを話ますが、友人になりたいと思っていると不器用な人をほっておけないと言います。
長期休みに入ったのでルビーフォルンに帰って来ました、腐死精霊使いのダリアさんを連れてバッシュさん達の前で柿酒を作ってもらうと驚いていました。
タゴサクさんには天上の御使いの話が広まっているので口にするのを禁止しました、リョウは分かってもらえたと思いましたが、今度は紙に書いて広めようとしていました。
醗酵食品の生産やお酒の販売経路の確認などで長期休暇は終了しました。
市場でお店を持つ事になり週一で定期的にお酒を売るようになりました、売上は好調でお昼前には売り切れてしまいます。
お酒を買いに来たお客様に人身紹介所で見たメリスさんとジョシュアさんがいました。
ジョシュアさんは宿屋を経営していて安くお酒を出して、新しい顧客を獲得しようとしていました、リョウはお手伝いしたいと申し出ます。
宿屋の外装工事をし、アランに魔法でガラス食器を作ってもらい、メリスさんとジョシュアさんがテーブルを修繕し、カーテンを染め上げ、ちょっとした高級店に見えるぐらい綺麗になりました。
アランが手伝いの報酬として、新しく出来たパンケーキの店に二人で行く事になりました、どうやらデートのようです。
メリスさんとジョシュアさんのお店が繁盛してきた頃、メリスパパが現れました、魔法使いの知り合いが出来たと感違いして自分の商会を手伝えとメリスさんを連れて行こうとします。
メリスパパはお店の近くをうろつき始めますが、リョウが売られた娘の気持ちが分かるのかと言い放つと顔を青白くさせます。
後日、王都を出て行った事を知り、リョウ宛にすまなかったと自分の商会の取引先が書いてある手紙をよこしました。
マッチを作りました
学校は土と水の魔法が得意な生徒を集めて五十メートルプールを作りました、嘆願書の一部が実現したのです。
これで学校のボスが校長先生ではなく魔法使いの教頭先生なのが分かりました、法力流しの時に助けた事を引き合いにし他の陳情もお願いしましたが駄目でした。
トーマス教頭は火魔法を盛り立てるのに必死になっているので、リョウはマッチを作って火を一瞬で付けられたら火魔法使いの価値が上がりますよと目の前で見せつけ、マッチをあげる代わりに嘆願書を通すように迫ります。
マッチの誘惑に負け、トーマス教頭は嘆願書を通す事に前向きなりましたが国を説得するのに時間がかかるらしく、しばらく待つしかないようです。
パーティーが開催されましたが貴族交流会と言う名の婚活パーティーで、三年生以上の生徒と魔法使いの一・二年生、未婚のそれなりの身分の方々が参加しています。
お城の離れの五階建ての建物で中央が吹き抜けになっているとても広い会場、非魔法使いの人は黒いチョーカーを付ける事になっています。
ヘンリーが仮面と黒いチョーカーをつけてやってきました、ドリンクを持ってカインも来ます、カインは主にヘンリーの護衛をしているのです。
ヘンリーとダンスを踊ったり、トーマス教頭にマッチをせがまれたり、クロードさんに会ったりと色々と有りましたがパーティーは楽しく終了しました。
トーマス教頭に呼び出され嘆願書が通らなかったと言う結果を聞かされました、図書館の立地変更は通ったのでマッチを一箱だけ渡しました。
次からは先生の知っている呪文や生徒が知っている呪文も渡すこと、魔法学で使用した呪文の紙をリョウに渡す毎に、マッチを一箱だけ渡す約束をしました。
呪文が使えました
学園は長期休みに入りました、今年はコウお母さんとレインフォレストに寄って行くことになりました。
部屋で呪文集を読んでいると世話係のロンネさんがノックも無しに入って来て、リョウにクロードさんと結婚するにはどうしたら良いか相談して来ます。
最近は文字も読めるようになったと、テーブルに置いてある呪文集の一部を読みますがロンネさんは魔法使いではありません。
ロンネさんは三つ読める呪文が有りました、リョウは王族が隠したがる魔法を試したいと誰もが寝静まった頃、湖まで来て呪文を唱えて見ますが体が温かくなった気がするだけで変化はありません。
ルビーフォルンへ行くと魔法使いのセキさんとリュウキさんがいました、バッシュさんも含め雨対策について相談しました。
水田での稲作を提案し、大掛かりな治水工事を魔法使いの二人にお願いして一番近くの村で試す事になりました。
学園に戻るとリョウは四年生になり、白カラス商会を立ち上げました。
商人科の授業で紙作りの実地演習に参加しますが、紙は魔法使いが作り、商人科の生徒が集めると言うもので、ガッカリ気分で紙を集めていたら指を切ってしまいました。
夜は部屋で呪文の発動の研究をしていました、呪文の一つを唱えると切った指に痛みが走り治っています。
どうやら治癒魔法っぽいのでカエルで実験していますが発動しません、アランで人体実験をしますが治癒はしませんでした。
最近雨が多く、久しぶりの晴天です、ドッジボールをやろうと生徒がグランドに集まっていると上空に鳥的な魔物が飛んでいて、羽根を地面に突き刺し、ピンク色のモヤのようなものが出て来て生徒が倒れます、どうやら催眠効果があるみたいです。
魔法使いのカテリーナやアランやリッツ君の活躍と、サロメが剣で皆を守り、リョウの作戦で魔物を退治しました。
次の瞬間、緊急事態発声、学園に複数の魔物が侵入中、学内にいる生徒は講堂に避難せよと風魔法で校長先生の声が響き渡ります、大雨で結界が壊れたようです。
以上、転生少女の履歴書3巻のネタバレでした。
学園生活を楽しく過ごし、将来についても少しだけ見えてきて順調そうに見えます。
ヘンリーやクロードさんなど危ない人も近くにいて不安ですし、獣や魔物が襲ってくるのも恐いですね、第4巻は魔物退治でしょうか。
転生少女の履歴書4巻のネタバレは下記の記事にまとめてますので、知りたい場合はこちらから。
まとめ
転生少女の履歴書3巻のネタバレまとめでした。
お酒を作ったのは素晴らしかったです、発想をプラスに変え人材を活かすなんて大人顔負けですね。
マッチの作り方を知っていたのも、流石ハイスペック女子高生は何でも知ってるんだなって感心しました。
頑張って見つけた治癒魔法も自在に使えるようになると良いですね、コウお母さんと組んで新たな事業が展開出来そうですもんね。
さて、転生少女の履歴書3巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
残念な男子達はレギュラー入りで、まともな男子は登場数が少ないですが、リョウの結婚相手は素敵な人を選んであげて欲しいです。
魔物退治も危険なのに何だか楽しそうで、作戦を練るのが面白いのかな?第4巻の魔物との戦いも凄そうですよね。
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