※この記事ではラノベ小説の異世界でカフェを開店しました1巻のネタバレが含まれます。
異世界でカフェを開店しました。は、突然、ご飯の不味い世界へ連れていかれ、その不味さに耐え切れなくなった主人公リサが自分でご飯を作る!クッキング・ファンタジー!
異世界には調味料が3つしかないので、リサは調味料から作ってしまうという特技を存分に発揮しています!
2018年11月時点でラノベ小説は第12巻まで出ていますが、沢山の料理やスイーツが出てくるし、美味しい物が世界中に広がる楽しいさで、あっという間に読めてしまいますよ。
さらに、異世界でカフェを開店しましたは漫画化もされていますね。
もっと簡単にストーリーを知りたい人や時間の無い人のために、ラノベ小説の異世界でカフェを開店しました。1巻のネタバレをまとめました。
ラノベ『異世界でカフェを開店しました。1巻』をざっくり3行で紹介
ラノベ『異世界でカフェを開店しました。1巻』のネタバレの前に、1巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・女神様の思し召しで目が覚めると異世界にいた
・故郷の日本の味を広めるためカフェを開店しました
・世界王室会議でも料理を教えて舞踏会ではこの世界初の立食形式を提供する
異世界でカフェを開店しました。ラノベ1巻では異世界に来たリサはご飯の不味さに耐え切れず自分で料理をし、世界に美味しいご飯を広めるためカフェを開き、精霊や仲間達と美味しい料理やスイーツを作って人々を魅了していきます。
ここから少しネタバレを含みますが・・・
リサが作るパンは柔らかくて、料理も手間暇かかっていて美味しそう、読んでるだけでお腹が空いてきますよ。
異世界では魔術を操る力があり、精霊もひと握りの人には見えているようで、リサも精霊と契約し力を貸してもらいます。
他国にまで噂が広がり王宮主催の世界王族会議のための料理指南をする事になり、着々と食文化向上に繋がっていました。
それでは、異世界でカフェを開店しました。1巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ小説『異世界でカフェを開店しました。1巻』のネタバレ
<異世界でカフェを開店しました。1巻のネタバレ>
理沙は目が覚めると緑の木々の中、地面に横たわっていました。
人里を目指そうと歩き出しますが、二日間歩き通し疲労困憊して眠ってしまうと精霊が表れます。
精霊は、自然と人と女神様を繋ぐ存在で、リサが異世界へ来たのは女神様の思し召し、あなたという存在が必要なのだと言います。
そして元の世界には帰れないと教えてくれました。
精霊に道案内され二日後に街道へ辿り着きました、そこで気を失って、運良く通りかかった夫婦に助けられ、ベッドで目を覚まします。
助けてくれた夫婦は、主人をギルフォード・ハイド・クロードと言い、その妻アナスタシア・アシェリー・クロードと教えてくれました。
ギルフォードは森で不思議な発行現象が有り調査をした帰りにリサを助けたそうです、その不思議な現象はリサが異世界から来た時に起こった事のようです。
夫婦は娘にならないかと申し出ます、突拍子もない申し出に呆気にとられますが、夫婦の優しさに胸を打たれ了承しました。
リサは毎日この世界や魔術について勉強しました、この世界には十の国があり、ここフェリフォミア王国は一番豊かな国で、気候は日本に似ているらしい。
元の世界と一番違うのは魔術があること、精霊魔術と魔道魔術の二種類が有り、精霊魔術は精霊と意思疎通が出来なければならない、魔道魔術は魔術具さえあれば誰でも使えるそうです。
言語は通じるけど文字は違うので勉強するしか有りません、服は奥様のシアさんが服飾会社を経営しているので全て用意しれくれます。
快適な異世界生活を送っていますが一つだけ不満が有りました、食事が不味い、この世界の食文化水準はものすごく低かったのです。
ある日の朝食時にリサは叫んでしまいました、不味いご飯をこれからずっと食べなきゃいけないのかと思うと耐えられませんでした。
この国の料理が世界の食の最高ランクだと知り、今日からクロード家のご飯を作る事にしました。
リサの実家は食材や調味料など全て自家製でした、小さい頃から色々教わっているので大体の作り方は知っています。
侍女長のマリーさんやクロード家の使用人総出で食材を厨房に運んでくれて昼食にパスタを作る事にしました。
ギルさんとシアさんは美味しいと言ってくれて使用人の人達からも感動の言葉を貰って正式に料理担当になりました。
次はパンを作ります、この世界のパンは石のように固いしクロード家は王宮御用達の店の物と聞いて落胆します、リサはリルの実から酵母を作り柔らかいパンが出来ました。
それでも食材や調味料は足らず悩んでいると森で会った精霊がリサが心配で来てしまい、バジルちゃんと名前を付けてしまった事で精霊と契約してしまいました。
カフェ・おむすび
シアさん主催のリサお披露目会を兼ねたお茶会で、アデル王妃にお店を出す事を勧められ、アシュリー商会へ相談に行くと物件を探してくれました。
他の諸々の手続きなどもやってくれて順調にお店を開店する事が出来ます、お店は二階建てで二階は休憩室兼倉庫、オープンまで間に味噌と醤油の仕込みをする予定です。
隣は魔術具屋さんで、お店で使用する道具をオーダーメイドで作る事にしました。
お店の名前は「カフェ・おむすび」です。
人と人を結ぶこと、故郷の食べ物をかけて名付けました。
ランチメニューは二種類、卵と野菜のサンドイッチとオムライス、スープとサラダが付き、プラス二リルでドンリクも付けられます。
お客様第一号はギルさんとシアさんです、ギルさんはオムライス、シアさんはサンドイッチを注文しました。
アデル王妃がパンを買いに来てくれた事で王家御用達の店になりました。
パンの売れ行きは凄まじく完売が続き、量を増やしていっても追いつきません。
完売後にがっかりして帰る男性ジークに声をかけプティングをご馳走すると、気に入ってくれて二日に一回来るようになり、リサも張り切って毎日違うスイーツを提供していました。
ある日、前の店の常連が酔っ払って絡んできたのをジークに助けて貰うと、女性一人では危ないから自分を雇ってくれと言い出します。
数日後、彼は騎士団に入っていましたが辞めて従業員になりました。
ですが、カフェで働く事に反対の騎士団の同期が乗り込んで来ましたが、リサのプリンを食べると納得しファンになってくれました。
更に数日後、お店は嫌がらせを受け犯人はパン屋の娘ヘレナと判明、自分の家のパンが売上が落ち不味いと言われるようになったのはカフェ・おむすびのせいだと逆恨みしたのです。
放火までしようとした娘は償いのためにカフェで働く事になり、父親にはパンの製法を覚えリサの店に納品と自分の店でも販売する事になりました。
従業員が二人になったので制服を作る事にしました、勿論シアさんにお願いしましたがシアさんの服飾会社は国で一・二位を争う程の人気でヘレナは感激しています。
世界王室会議
ギルさんが友人で同期の王宮文管長ロイズ・ウォーロックさんを連れてきました、リサに世界王室会議の料理指南をして欲しいと。
リサは快く引き受け、ジークくんと一緒に王宮へ行きますが、厨房の料理人達は良い顔をしないばからりか、帰れと言います。
拉致があかないので、魚を使って料理対決をする事にしました、料理長は揚げ物をリサはつみれスープを作りお互いに食べ一言、料理長は旨い、リサは不味いと呟きました。
料理長は態度を180度変えて頭を下げる、それから週に二~三日王宮へ通い、厨房を仕切ってメニューを考え指導します。
今日も何時ものように料理指導をしていると王太子様が厨房へやってきました、食事を作っているギルの娘に会って見たかったと、そしてハンバーグがもう一度食べたいとリクエストしました。
あっという間に世界王室会議当日、晩餐会のメニューはフルコースにしました、前菜二種、スープ、魚介のメイン料理、シャーベット、肉のメイン料理、デザート、お茶の順で出します。
次の日は国内外の貴族が参加する舞踏会で立食形式での軽食を提案すると是非と採用されました。
ロールパンとサンドイッチ二~三種類、ミートパイなど十五種類、デザートは五種類でリサとジークくんの担当です。
プリン、リーフパイ、ショートケーキ、フルーツタルト、プチシュークリーム、あとはプチシュークリームでクロカンブッシュを作りました。
材料が足らなくなったり、デザートを落としそうになったりアクシデントは有ったものの無事に作り終える事が出来ました。
料理を作り終えた頃、シアさんとアデル王妃が厨房に現れリサを連れて行く、舞踏会に参加させるためです。
エスコートしてくれる相手はエドガー殿下、王族用の椅子へ促され、会場にいる人達に王様より料理を担当した者と紹介されました。
好奇心に駆られた人々は料理に手を伸ばします、その顔にはとびきりの笑顔が浮かんでいました。
クロード夫妻
リサちゃんと出会ったのは本当に偶然でした。
ギルは助手のロロ・ミレンくんから、ククリの森で魔術現象が起こったと報告を受けました、ククリの森近くには温泉があるので調査ついでに、一昨日喧嘩した妻のご機嫌取りをしようと思いました。
魔術現象の事を森に住む精霊達に聞くと、女神様の思し召しとだけ答えるので何の事だか分かりません。
王都に帰る途中で道に倒れている少女がいました、彼女の回りを精霊が囲んでいましたが女神様の思し召しと言って森へ帰ってしまいます。
ギルは少女を馬車に乗せ帰路につきました。
シアはデートの約束を破ったギルに怒っていましたが、私のご機嫌取りのため温泉に行こうと誘う彼の策に乗ってあげることにしました。
帰り道で助けた少女を見て私の娘だと思いました、何故そう思ったのかは説明出来ないけど、精霊達の言葉と私の思いを信じてギルが手を握ってくれました。
幸せを噛み締め、目を覚まさない娘に思いを募らせながら帰路につきました。
女神様の思し召し
理沙はなぜ異世界へやってきたのか。
とある世界の神々たちは、それぞれの世界を創りました、男神は人間を創り何の力も与えませんでした、女神は人間を慈しみ、魔術を操る力とひと握りの人間には精霊の恩恵も与えました。
男神の世界は料理が美味しくなり、女神の世界は不味い。
男神の提案で自分の世界の人間を一人、女神の世界へ連れて行っても良いがその代わり一組の夫婦に出来るはずの子供は全員精霊にすること、その子供の一人は世界で一番の才能を持つものにする事を条件にしました。
女神は美味しい料理が食べたいので承知しました、男神も女神の気を引くためにした事でした。
一番の才能を持つ少年
フェリフォミア国立総合魔術学院の初等科一年ルトヴィアスは学校の屋上でサボっていました。
幼馴染のアメリアがやって来てお土産にクッキーをくれました、クッキーを食べたルトヴィアスは、これまでにない感情を覚えて、アメリアに売っているお店に案内してもらいました。
お店はカフェタイムで二人はケーキとお茶のセットを注文しました、美味しい余韻に浸っているうちに、どうやって作っているのか、何が材料なのか知りたくなりました。
翌日、休日なのでお店に行って見ると、やはり休みでしたが丁度リサが出てきました。
リサはルトヴィアスの話を聞き、厨房に案内して色々教えてくれて、まだお店には出していないチョコレートも食べされてくれました。
帰り道ルトヴィアスは目指すべきところがぼんやりと分かった気がしました。
そのおよそ二年後、フェリフォミア国立総合魔術学院には、新たに料理科が開設せれることになるのでした。
以上、ラノベ小説異世界でカフェを開店しました。1巻のネタバレでした。
夫婦に助けられたのも女神様の仕業だし、精霊達も天才少年も女神様の仕業だったのは驚きでしたね。
リサは一流の料理人では無いけど、調味料から作ってしまうほど料理の仕組みに詳しいのは凄いと思いませんか?
異世界でカフェを開店しました2巻のネタバレは下の記事でまとめてますので知りたい場合はこちらから。
まとめ
異世界でカフェを開店しました。1巻のネタバレまとめでした。
カフェも順調に開店出来て、従業員も二人増え、他のパン屋さんにも教える事が出来て食文化が向上するのも遠くなさそうですね。
何故、異世界へ連れてこられたのか?異世界はどういう所なのかを説明してくれたので分かりやすかったのではないでしょうか。
王宮料理人ともガチンコバトルして料理の腕を披露し、舞踏会では王太子様にエスコートされちゃうとか大出世?恋の予感かな?
異世界でカフェを開店しました。1巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
リサは普通のOLさんだったのに、実家が自給自足生活で知識が豊富だったから選ばれたようですね、あと人柄も良くてヘレナを許した時は偉いって思いました。
庶民から王族まで色々な人達が美味しいって言うから私もたべてみたいです!皆さんは食べて見たい料理やスイーツは有りましたか?
感想などがあればコメント欄に載せてもらえると嬉しいです!
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