※この記事では幼女戦記6巻のネタバレが含まれます。
前巻のラノベ『幼女戦記』5巻では、連邦に勝利しサラマンダー戦闘団は戦力になると認められ、魔導部隊も単独で勝利しターニャは負け知らずですね。
この記事では、ラノベの幼女戦記6巻のネタバレをまとめてあります。
幼女戦記5巻のネタバレも下記の記事でまとめてありますので、チェックしていない方はこちらから。
幼女戦記6巻のあらすじ
幼女戦記6巻のネタバレの前にあらすじを紹介します。
生存とは、いつだって闘争だ。
帝国軍、ターニャ・フォン・デグレチャフ中佐は極寒の東部戦線において文字通りに原初的な事実を『痛感』していた。
精緻な暴力装置とて、凍てつき、動くことすら、骨を折る季節。
なればこそ、冬には策動の花が咲く。
矛盾する利害、数多の駆け引きが誰にも制御しえぬ混迷の渦を産み落とす。
誰もが嘆く。こんなはずではなかった、と。
さぁ、覚悟を決めよう。
何事も、もはや、驚くには値しない。
ラノベ『幼女戦記6巻』をざっくり3行で紹介
続いて、幼女戦記6巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・物資が不足しているため敵地より調達することにした
・中立国のイルドアが介入してきた
・再編サラマンダー戦闘団はオース・フィヨルドで戦う
幼女戦記6巻ではサラマンダー戦闘団と大所帯になっても各地へ戦闘に派遣されます。
ここから少しネタバレを含みますが・・・
補給は同期のウーガ中佐のおかげで優遇されていますが、不足は補えないため敵地より調達しに行きます。
イルドア王国が各国との講和の仲介をしたいと言ってきましたが、帝国は対策出来ない状態になっています。
ターニャは再びオース・フィヨルドで戦いますが、今度はサラマンダー戦闘団としてどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。
それでは、幼女戦記6巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『幼女戦記6巻』のネタバレ
季節はすっかり冬を迎えていました。
雪が降る東部前線、サラマンダー戦闘団駐屯地では待ち望んだ物資が到着します。
ウーガ中佐が配慮してくれたおかげで補給は優遇されていましたが、それでも衣類や食料面での不足は補えず、越冬の支度に頭を悩ませていました。
問題はそれだけでは有りません、兵士の増強、前から抱えていた問題ですが、今だに解決出来ないでいました。
ターニャは補給品にあった珈琲を飲みながらセレブリャコーフ中尉と模索中、味方からも現地調達も期待出来ない以上、敵から拝借すれば良いと思い付きます。
幸いな事に連邦は共産主義で、国際法は共産主義を想定して作られていないため、全ての動産が国有物とし、国際法は敵の国有分の鹵獲を許容しているのです。
連邦側も帝国を攻撃する計画を立てていました。
帝国が冬将軍によって困難に陥っている情報を入手、攻撃を仕掛けて様子を見ようと言う作戦ですが、実際には損耗極大化を狙っています。
この任務には多国籍部隊が派遣されました、連合王国魔導部隊と連邦のほぼ新兵の部隊です。
ですが寒さに阻まれているのは連邦も同じこと、少し慣れているとは言え、政治目的で試験的に設立した部隊では何処までやれるのか疑問に残る所です。
サラマンダー戦闘団に、連邦軍が越境し村落部に進行中と偵察中の魔導部隊から連絡が入ります。
雪の中で政治的な戦いをしなければならないのは敵も味方も同じ、冬季に、戦力も乏しいと言う情報だったのに大規模戦力を投じて来たのは何故か、敵の意図を考えます。
一・威力偵察であるか否か、二・ハラスメント攻撃でこちらを疲弊させる嫌がらせの可能性、いずれにせよ即応出撃しなければならい、時間は有限なのです。
第二○三航空魔導大隊をターニャが直卒し村落部へ急行します、帝国・自治評議会・連邦へ自分たちの位置を知らしめ揺動し、連邦という悪魔から村落を守っているというアピールで参謀本部の目的を達成するためです。
連合王国魔導部隊にはメアリーがいました、今はまだ戦うに至る力が無く味方の支援で捕虜の後送をするしか有りません。
結局、三者三様の理由で皆が勝利したと自負します、帝国は戦略的に、連合王国は少しばかりの捕虜と軍事的成果、連邦は戦略情報の確保に成功したと。
イルドア王国が介入
イルドア王国は帝国の同盟国であり、連合王国、合衆国との平和交渉を画策していました。
帝国が連邦軍の攻撃に反撃成功した事は各方面に影響を及ぼしているためです。
イルドア王国ガスマン大将と情報部カランドロ大佐は仲介料と言う打算を実行に移したのでした。
イルドア王国は抜き打ちでの大規模動員演習を開始しました、帝国にも通知は来ていたものの寝耳に水です。
帝国参謀本部の将校達は阿鼻叫喚、慌てふためく醜態を晒しています、イルドア王国とも戦争になるのは避けたいし、本当に演習かも知れないが、驚異足り得る存在と意識しなければなりません。
政治的にはタブーだが戦力の配置は必要です、人手不足で手詰まりですが無理やり防御のための部隊配備を進めるしか有りません。
ルーデンドルフ中将はサラマンダー戦闘団を希望、ターニャ達は移動する事になるのでした。
レルゲン大佐はイルドア王国北部の演習場付近の迎賓館にて、イルドア王国軍の練度確認任務に着いていました。
山岳戦を意識した山陽地誌を学ぶ事、ガスマン大将の情報を得る事も命令に含まれています。
帝国の思惑とは裏腹にイルドア側は講和の仲介をしたいと持ち出して来ました。
イルドア王国は、帝国領となっているイルドア語圏の帰属と引き換えに講和に加え、共闘関係を臭わせて来ましたが確かではないようです。
レルゲン大佐は、封緘文書として受取、戦闘訓練の様子から高オクタン燃料を依頼しました。
再びオース・フィヨルド
連合王国は帝国と同盟を結んでいるイルドア王国との間を疑っています、燃料などの物資を帝国へ供給していると断定しました。
故に連邦・連合王国の合同作戦による国際協調を拡大する事にしました。
作戦は、帝国軍西方海岸に驚異を与え東部主戦線の減衰をもくろみ、東部では回路から複数の大型潜水艦を使った旧協商連合領へ侵攻します。
帝国軍は多数の情報が飛び交い混乱を極めていました、情報の精査も出来ないのかと嘆くターニャが投入されていました。
ターニャ率いるサラマンダー戦闘団は帝都で待機中だったため、即時投入可能とみなされオース・フィヨルドへの攻撃命令がでました、ただ運搬上の理由により戦車がバイクと交換されました。
パルチザン対策で派遣されていますが路地裏に息を潜め出てこず、憲兵の足としてバイクが活用される始末です。
ここでも人手不足問題が上がってきます、睡眠不足と疲労、忙しすぎる結果が招いているが解決策はなし、手詰まりである事をこの地でも実感しなければなりませんでした。
そして連邦軍による全主戦線での大規模反撃戦が開始されます。
帝国とは逆に兵力をどこから量産しているのか、正直に言えば参謀本部は万策尽きていました。
国家にとって救援部隊など存在しない、自分の足で立てない国家に未来はない、帝国にとって必要なのは覚悟と傍観でした。
波乱万丈は世の常、もう何事にも驚きはしないでしょう。
以上、ラノベ幼女戦記6巻のネタバレでした。
サラマンダー戦闘団は戦力になってきたのは良いけど、帝国が揺らぎ始めましたね。
続きの幼女戦記7巻のネタバレ記事はこちら。
まとめ
ラノベ幼女戦記6巻のネタバレまとめでした。
どんな時も、どんな場所でも戦えるターニャが凄いし、それに付いて行く戦闘団の皆も優秀ですね。
帝国は物資も人員も不足に陥っているのに解決策が有りません、連邦は人員を量産しているのにね。
世界大戦が本格化してきましたが帝国は迷子になっているようです。
幼女戦記7巻のネタバレはこちらにまとめてありますので、ラノベを読む時間がない場合はこちらから。
幼女戦記6巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
冬の北国は寒そうでしたね、魔道士が火を使えるのは便利で私も欲しいくらいです。
物資も人手も無いのにターニャは奮戦していて楽しいですが、帝国の行方が狂い始めて心配になります。
感想などがあればコメント欄に載せてもらえると嬉しいです!
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