※この記事ではラノベ幼女戦記4巻のネタバレが含まれます。
前巻のラノベ『幼女戦記』3巻では、共和国との戦いで勝利を収めた帝国は、勝利の使い方を間違えて戦いを続けています。
この記事では、ラノベの幼女戦記4巻のネタバレをまとめてあります。
幼女戦記3巻のネタバレも下記の記事でまとめてありますので、チェックしていない方はこちらから。
幼女戦記4巻のあらすじ
愛くるしい幼女の外見をしながらも
『悪魔』と忌避されるは、
帝国軍の誇る魔導大隊指揮官、ターニャ・フォン・デグレチャフ魔導少佐。
砂塗れの南方戦線から帰還するや否や、
待構えていた参謀本部より彼女に発令されたのは、胡散臭い『演習命令』。
それは、連邦領への極秘裏に遂行される越境作戦。
そこで目の当たりにしたのは……誰もが、ありえないと信じて疑わなかった連邦の参戦。
その幻想は、放たれる列車砲の一弾と共にかき消される。
帝国は、戦うしかない。世界の全てを敵に回しても。
もはや勝ち続ける以外に道はない。
その先にあるのは不朽の栄光か、栄光の残照か。
答えは、ターニャ・フォン・デグレチャフだけが知っている。
引用元:KADOKAWA
ラノベ『幼女戦記4巻』をざっくり3行で紹介
続いて、幼女戦記4巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・連邦の首都まで攻撃したがやり過ぎた
・ターニャの独断専攻が問題になり査問会議が開かれる
・提出した論文により戦闘団を新設する事になる
幼女戦記4巻では第二○三航空魔導大隊は何処に行っても優秀であることを証明しています。
ここから少しネタバレを含みますが・・・
上官に遊ばれてる感じですが、いざ戦闘となると活躍し過ぎてしまう癖は直した方が良いかも知れませんね。
本人は真面目に行動しているつもりなのに査問会議とは愛想が尽きたと言うか、後方へ下がるチャンスだったかも。
卓越した戦略眼を持っていれば上官はほっといてくれませんよね、戦闘団の新設は上手くいくのでしょうか。
それでは、幼女戦記4巻のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『幼女戦記4巻』のネタバレ
帝国東部国境の空にターニャは双発輸送機の中で数時間前の事を思い出していました。
帝国軍参謀本部直轄の第二○三航空魔導大隊を率い、長距離浸透偵察任務の最中です。
久しぶりに帝都に戻ってきたターニャを待ち構えていたのはレルゲン大佐とウーガ少佐でした。
見知った顔を見て安堵するも早々に帰任の報告をします。
誰にでも後悔する事はある、判断を間違える事もしかりで南方では深刻な損害はなく軽微な消耗に留まったと報告してしまうのでした。
故にこの結果です。
表向きは演習命令だが胡散臭い、行き先を告げられてはいないが東部国境線に向かっているのは隊員なら誰でもが分かることでした。
参謀本部は連邦が帝国に攻撃を仕掛けてくると予想していると言うが、もしもの時のために大隊を配置しておくと考えているようです。
目的地に降下し、連邦の列車砲が始まり宣戦布告をしてきました、本国も全部隊の攻撃開始命令を出したためターニャ達も開始します。
遅滞戦闘を命令されたターニャは参謀本部に首都襲撃を提案し許可が下りました。
大隊は4つの中隊から成り立っています、作戦の目的は各中隊が適度に破壊し、派手に暴れ、連邦の面子を潰すことです。
だがやり過ぎました、連邦との和解案は難しい、講和は皆無、親帝国派の影響力が急激に低下、もはや連邦との戦争は回避出来ない、大戦争に向けて着実に歩んでいくのでした。
休みは有りません
帝国は広域な戦場に配置する人員について頭を悩ませていました。
帝国を囲む全てに置いて戦場となっているのは異常とも言うべきか、当然の報いかも知れない。
ルーデルドルフ中将とゼートゥーア中将は結局、魔導大隊を使うことにしました。
ターニャ達は帰還の祝賀に酔いしれ、半日と経たずに睡眠を妨げる収集がかかります。
今度は東部国境への機動遊撃戦の命令が下りますが、敵の重囲下にあるティゲンホーフからも救援依頼が来ています。
命令も救援も、どちらも成功させたいターニャはティゲンホーフへと向かう事で達成しようとします。
重囲下を突破し友軍を助ける事に成功したのもつかの間、連邦軍は大規模攻撃を仕掛けてきました。
共産主義者のアカ共は死すべしと意気込むが、魔導師の反応が無く敵は8度の対地襲撃作戦を敢行している、ターニャ達は全て撃破しているが何故、大規模攻撃なのか理解が出来ずにいました。
査問の結果
ターニャの査問会議が開かれた、メンバーはレルゲン大佐を始め、参謀本部の高級将官に参謀将校らが並んでいます。
ゼートゥーア中将が開廷を告げ、疑義は過剰な市街地での軍事作戦と独断専攻じみた軍事行動とのことです。
政治家達が理解出来ない程の功績を異端とみなし査問会議となったが軍人ならば茶番だという事は、その場の誰でも理解していたが表向き必要なことで回避出来なかった。
疑いは免れたが、次の配属先が問題です。
ターニャが後方勤務を希望したのは当然のこと、査問会議に愛想がつきたのは分かるが関係者は怒りを隠しきれない。
レルゲン大佐とゼートゥーア中尉はターニャを説得するも諦め、この戦争について見解を話し合うがターニャの話を聞くとその戦略眼を手放すのは惜しいと感じます。
結論、2ヶ月の戦技研究を行い結果により配属先を決めることになりその場は収まったように見えました。
時にして連合王国訓練基地では父をターニャに殺された魔導師の娘メアリーが銃訓練を受けていました。
ラインの悪魔の噂は訓練生の耳にも入っていたがメアリーは父の敵とは、まだ知りません。
新米のメアリー達には別世界の話に聞こえたようですが、実践は直ぐそこまで来ているのです。
ドードーバード海峡においてターニャ率いる魔導大隊は参謀本部直属の調査・研究部隊として空域掃討に従事していた。
空から戻れば他部隊や士官からの情報収集、倉庫に眠っていたとされる兵器や各種道具の使い道など試せる物は全て試せという事らしいです。
そして追加任務や任務の変更、装備の無い状況での救難任務など試練は尽きません。
救難任務は、友軍の回収に戦闘機を投入する事で解決できたが、敵魔導部隊が迫っていました。
そして出会います。敵魔導部隊の中にメアリーの姿があり、ターニャに撃たれてしまう。
しかも自分が父親に贈った銃で、地に堕ちていく中でメアリーは増悪という心を覚えるのでした。
戦闘団の新設
帝都郊外にある軍施設の執務室にターニャは資料整理に従事していた、これも安全な後方勤務につくための基盤作りです。
先の研究論文により昇進したことは喜ばしいことだが現状を理解できていない最高投師府は、反応すら見せていないのが嘆かわしい。
資料整理は機密書類ばかりで、それをまとめ論文にする作業はターニャには合っているらしく評価にも繋がっている。
希望に満ち足りた日々を送っていたがゼートゥーア閣下からの電話で凍りつくことに。
先に提出した論文が通り、戦闘団を新設し東部戦区へ着任せよとの命令でした。
部隊の編成は魔導大隊と実践を経験していない歩兵大隊・砲兵中隊・装甲中隊でしかも歩兵大隊がターニャに従わなかったと言うから驚きです、何処にでも馬鹿はいるらしい。
ターニャも使えない輩は交換だと親衛師団の降下猟兵大隊と交換する算段を取り付けてきたとは悪魔的である。
そして東部戦線にターニャはいました。
行けども泥まみれの大地を装甲車に揺られながらのハイキングという、進むだけの仕事。
友軍が敵戦力を叩いたためまったりと行く事が出来ました、このまま出来るだけ深入りはしたくはない。
ピンポンダッシュの勢いでいつでも逃げられるように。
以上、幼女戦記4巻のネタバレでした。
ターニャが査問会議や命令を聞かない部下に憤慨しますが、冷静に対処するのが素晴らしかったですね。
ラノベ幼女戦記5巻のネタバレも下記にまとめてありますので、知りたい場合はこちらから。
まとめ
ラノベ幼女戦記4巻のネタバレまとめでした。
上司の無茶振りにも対応し、何処に行っても勝って見せるのはエリートのプライドでしょうか。
連邦にもラインの悪魔と知られるようになってしまいましたね、世界中に名前が知れ渡る日も近いかも。
新設した戦闘団はどんな部隊になるのでしょうか、活躍が楽しみです。
幼女戦記4巻を読んでみてあなたはどうでしたか?
中身は冷徹感のおじさんなのに異世界で上司に遊ばれて、少し可愛くなったような気がしませんか。
感想などがあればコメント欄に載せてもらえると嬉しいです!
次の話となるラノベ幼女戦記5巻のネタバレはこちら。
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