※この記事ではオーバーロード12巻〜聖王国の聖騎士 上〜のネタバレが含まれます。
ラノベ『オーバーロード11巻』では、アインズがドワーフの国に行き、クアゴアや竜を支配下に加え、ドワーフを招くなど、着々と魔導国の理念に近づけていました。
そして、エピローグではルプスレギナが「アインズ様がお亡くなりになった」と言って終わったので12巻がすごく気になっている方も多いと思います。
そこで、この記事ではラノベのオーバーロード12巻のネタバレをまとめました。
オーバーロード11巻のネタバレもまとめていますので、興味があればこちらも。
オーバーロード12巻のあらすじ
巨大な城壁を擁し、長く平和を誇った聖王国を亜人連合軍が突如、襲撃。
連合軍の総大将は魔皇ヤルダバオト。
残忍冷酷な魔皇によって聖王国は国崩壊の危機に直面する。
苦難の民を救うため解放軍が救いを求めたのは
聖王国にとって不倶戴天の敵であるアンデッドを王に戴く魔導国。
アインズ・ウール・ゴウン魔導王に導かれ
聖王国は魔皇ヤルダバオトの討伐に乗りだす。
引用元:KADOKAWA
ラノベ『オーバーロード12巻』をざっくり3行で紹介
続いて、オーバーロード12巻の内容をざっくりと3行で紹介します。
・ヤルダバオトが聖王国を襲撃する
・モモンではなくアインズが聖王国へ行く
・問題は解決せずに下巻に続く
オーバーロード12巻では、ヤルダバオトが聖王国を襲い、アインズがそれを助けに行きます。
ここから少しネタバレが含みますが・・・
そして、オーバーロード11巻での
「実はアインズ様が戦いに敗れてお亡くなりになったみたいなんすよね」
というのが12巻では起こらず、下巻の13巻で明かされるのだと思いますね。
ようやく聖王国が登場するので、今後はスレイン法国など交えてどんどんストーリーが展開していくことに期待です!
それでは、オーバーロード12巻〜聖王国の聖騎士 上巻〜のネタバレをここから紹介していきます。
ラノベ『オーバーロード12巻』聖王国の聖騎士 上のネタバレ
聖王国、この世界の国の一つにして今回の魔導国のターゲットとなる国です。
聖王国は湾を挟んでUの時に2つに分けられ、北部聖王国と南部聖王国と呼び、その理由は政治的なものと予想されます。
半島の入口の北から、南へ数百キロの城壁を作り亜人部族らの侵略を防いでいました。
城壁には問題が2つあり、維持費による財政への圧迫と強固な城壁を作っても不安は消えないこと。
この問題に徴兵制度を設け兵士を補いました、町や村の住居も強化し軍事拠点としての機能を備えることにしました。
城壁には大きな砦が3つありますが、その内の中央部拠点に突如現れました。
蛇身人(スネークスマン)、鉄鼠人(アーマット)、人食い大鬼(オーガ)など他種族の亜人が砦に向かい陣形を整えていく、本来纏まることの無い亜人が纏まっているのは、上に君臨する強者がいる証明でも有りました。
それは魔皇ヤルダバオト。
かつて、リ・エスティーゼ王国で暴れた悪魔で正体はアインズに仕えるデミウルゴスです。
亜人連合軍は城壁を破り聖王国全土へと広がっていきました。
その知らせを受け聖王国聖王女カルカ、聖王国解放軍団長レメディオスとその妹は城内で軍議をしていたが、ヤルダバオトが都市に現れ暴れているという知らせを受けます。
兵士や開放軍が挑みますが虫のように殺されていき、聖王女カルカも信仰系魔法を使用し天使を召喚するも全く攻撃は当たらないどころか一瞬で消し去られてしまいました。
業を煮やしたヤルダバオトは本当の姿だと言って変化、その姿は巨大で羽が広がり全身に炎を纏った邪悪な顔は先程の悪魔とは別人のようでした。
聖王女カルカを武器代わりにするべく両足を捉えます、全身に炎を纏っているため聖王女カルカの足は燃え、美しい顔は苦痛に歪んでいる。
レメディオスは聖王女カルカがいるため手出しが出来ず、強大な力の前になす術も無いのです。
そしてヤルダバオトは都市内部や城門を破壊していきます。
救いを求めて
聖王国は使節団を派遣しました。王国を助けてくれるよう各国へ依頼するためです。
使節団のメンバーは、解放軍団長レメディオスと数名の団員、ネイアという犯罪者のように顔つきの悪い訓練騎士の少女です。
ネイアには他の騎士には無い力を持っていたためメンバーに選ばれました。
その力とは気配を感じ取り、その場を突破する術に長けている事です。
リ・エスティーゼ王国には直ぐには会えないと言われ、貴族達には断られてしまう、青の薔薇という冒険者チームにも依頼したが断られ、代わりにアダマント級冒険者のモモンを推薦される。
モモンは魔導王国の配下に入っているため魔導王へ直接お願いに行く必要がありました。
魔導国の首都エ・ランテルへ向かう使節団は驚くばかりです。
入る前から霧の中に幽霊船を見たり、霜の巨人が壁際で作業をしていたのです。
始めて国に入る人は講習を受けなければなりませんが、まず出てきたのは警備兵のアンデッド、次に入国管理官のナーガが魔導国の説明と忠告をします。
そして以外にも早く魔導王に会う事が出来ました。
先に出迎えたのは絶世の美女アルベドで宰相の地位にいるのだという、魔導王陛下は人の考える範疇に無い超越した存在と思わせるアンデッドでした。
交渉は5年後ならモモンを貸す事が出来ると言われたがそれでは遅すぎます、もっと早く貸してもらえないかと発言しますが、宿に戻って余計な口を聞いた事をレメディオスに怒られます。
ネイアはてふてくされて宿を出ると魔導王が一人で訪ねてきました。
なんと魔導王一人で聖王国へ来てくれると言う、条件付きでだが悪魔メイドを引き渡すこと、聖王国の物でないアイテムも魔導国の物とする事だったら行っても良いと言う。
使節団長レメディオスは全面的にコレを受け入れ、ネイアを魔導王の付き人にする事にしました。
ネイアは魔導王と共に馬車で聖王国へ向かます。
アインズが聖王国へ
魔導王が所有する馬車は上品で洗練されていて、長時間乗っていてもお尻が痛くならないという感動的なものでした。
魔導王とは会話する時間が増え、とても寛大で他国の庶民のネイアと同じ目線で話をし、王とはこういう者なのかとアンデッドである事も忘れ尊敬するのでした。
そしてネイアが弓使いだと知ると魔法の弓アルティメイト・シューティングスター・スーパーを貸してくれました。
魔導王はルーンが刻まれている武器を知らしめたいためなのだが、ネイアは貸して貰った弓が国宝級の宝だと思い恐くて仕方有りません。
解放軍の拠点となっているのは天然の洞窟です。
食料を求めて捕虜収容所を奪還する計画を魔導王に意見を求めますが、指揮するつもりで来たのでは無いので自分達で決めて欲しいと言います。
捕虜収容所をレメディオス指揮で行うが少年を人質にとられ躊躇してしまい、魔導王が人質の少年ごと攻撃して突撃が再開され奪還する事に成功しました。
レメディオスは少年を殺したと恨みを持ち感謝の言葉も無く魔導王と関わらないようにしているのでした、その様子はネイアから見れば、いや誰の目から見ても失礼であり逆恨みでしかなかった。
それは少年の父親も同じでしたが弱者は強者には勝てない、それが世界の理なのだからと魔導王は諭すのでした。
思ったより食料が備蓄されていなかったため次の捕虜収容所を襲撃、王族が捕虜として捕らわれている小都市へ向かいました。
だが戦況は一つ目の捕虜収容所と同じ人質を取られてしまう、レメディオスは正義をかかげ戦おうとしない、誰ひとり死なずにすむ方法など無いと誰もが分かっているのに一人だけ駄々をこねる子供のようでした。
見かねた魔導王がアンデッドを使用し亜人のリーダーを討ち取って小都市を制圧してしまう。亜人のリーダーが持っていたアイテムのお土産付きで。
聖騎士団たちは捕虜になっていた人々の手当や、食料を運んだりと手一杯でした。
魔導王は敵の本拠地と疑わしい大きな建物を見つけ調べると悪魔が使用していたと分かります。
散乱していた書類は見知らぬ文字で魔導王が持っているアイテムで一部が読めましたが多くは謎でした。
亜人でも豚鬼(オーク)が捕虜として捕らわれていたので情報を聞きだそうとするが思い出す事を拒否、ならば魔導国の民になることを勧めたが拒否、里に帰って話し合った結果、魔導国へ来てくれることを願いオークを転移魔法で送り届けました。
聖王国の王兄カスポンドが発見された、喜ばしいが早急に今後の計画を立てなければなりません。
カスポンドの本音は出来るだけ魔導王に亜人を殺させることで自国民の犠牲を減らそうと思っています。南に移動すると見せかけ、今いる地でヤルダバオトを倒す計画です。
だがヤルダバオトの軍勢は思ったよりも大挙して押し寄せ、アインズはデミウルゴスが書いた、流れで宜しくマニュアルに頭を悩ませていました。
部下からの期待が大きすぎて無い胃が痛い、デミウルゴスに失望されないようにするにはどうしたら良いか無い毛を掻きむしる仕草をしてしまう。
アインズが計画したのはルーン文字が刻んである武器をネイアに貸出、その効果を見てこぞって借りに来る、と思っていたのに。
デミウルゴスの計画は、この都市で85%の死傷者が出るまで攻撃すること、アインズには助けなければならない人間はいるかドッペルゲンガーを使って確認してきました。
アインズは答えます、助ける人間などいない適当に間引けと。
以上、オーバーロード12巻〜聖王国の聖騎士 上巻〜のネタバレでした。
アインズがどのように亡くなる展開になるのか13巻が楽しみですね。
また、少し早いですが聖王国編が終わったあとは次にどの国がターゲットになるかも期待です!
まとめ
オーバーロード12巻〜聖王国の聖騎士 上巻〜のネタバレまとめでした。
オーバーロードアニメ3期の続き(10巻)以降のストーリー展開があまり早くはなくて少しじれったいですが、読みやすさ、わかりやすさはさすがオーバーロードです。
オーバーロード13巻のネタバレもまとめますので、続きが気になるけどラノベを読む時間がないなどの場合はチェックしてみてください。
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